1話のBパート、「マルチアーノ12姉妹」のパラシュート降下が超格好いいです。応戦するアンジェリカや警備をものともしないその強さも圧巻。お前ら人間かよ!と思ったらサイボーグ(ロボット?)でした。そんなサイボーグな彼女らを、さらに圧倒するは我らが大塚明夫。もとい、「ミスター」です。彼の登場シーンが超熱い。格好いい。大胆な、作戦ともいえない作戦で12姉妹を一掃します。ああ、格好良かった。Aパートはつまらなかった。そして2話もそんなに面白くなかった。現在放送話数が11話なのですが、これまでで「これはよい!」と思うシーンは11話各所と、上記の1話のBパートだけ。やろうと思えば0.5クールでもいけんじゃね?というのは言いすぎですが、正直中身が薄いですね。私的な結論を言うと非常にキャラが惜しいアニメ。1つのストーリにこだわる必要はなかったんじゃないかな。1〜6話くらい、つまり半分はブルースの遺産の話は出さなくてもよかったんじゃないか、と。それまで1話完結にしながらキャラ同士の関係を描いたりしてくれれば面白い作品になったと思います。ていうかスワンプかわいそうすぎますよ。公式ページにも、OPにも登場しないもん。あんなにステキな髪型なのに。最後に1つ。4月かわいいよ4月。 コヨーテ ラグタイムショー Vol.1 [DVD] 関連情報
原作を途中で買うのをやめ話もよく覚えていなかったので正直迷いましたが、小野さんが出るから聴いてみようかと思い購入しました。聴いているうちに思い出しました。 ちょうど自分が読んでいた原作の前半位を纏めた感じのようで、脚本は丁寧に作られていると思いましたしそれなりに展開もわかりやすいのですが、独特の世界観があるので知らずに聴く人にはどうなのでしょうか(だいぶモノローグなどでフォローしてますが)。 登場人物の声は私にはわりとイメージ通りでした。 水橋、呉葉、新橋は特に台詞と声が合っていたと思います。 好みの問題ですが、真白の甲高い声が最後まで少し違和感があり私は馴染めませんでした。 幼すぎる少年かと思えば少女のように聞こえるときもあり、真白の人物像を考慮すればその揺らぎや声の高さは意図的なものかもしれませんが。 そして女性声優だからか悲鳴などはかなり「女子」なんですね。そこが一番違和感が強く、「こんなに原作でぎゃーぎゃーわめいてたっけ?」とか考えていまいち集中できませんでした。 まあでも原作者はこの方の声が一番イメージ通りなんでしょうね。 一応きちんと二枚組で収拾つけていますが、未回収の伏線が多く中途半端な印象が拭えないため続編が出ないと消化不良な気がします。だから続編がでたら買うとは思います。 続編が出るかわからないなかでこの終わり方か(まあ区切りはいいんですが)ということと、主人公の声に馴染めなかったことで星を減らしました。 ドラマCD 放課後保健室 関連情報
バイオシリーズは最近、ちょっと衰えて来たなと思っていました。4はもちろん素晴らしいアクションシューティングゲームなんですが、バイオハザード独特のおどろおどろしさ、生理的嫌悪感が欠けていました。5はもう論外。4以上に恐怖感がなくなり、ただの3PSになっている。そんなのはバイオに求めていませんでした。そして最新作が3DS、久々のジルが主人公ということでダメモトで買ってみましたが大当たりでしたね。初代バイオハザードの雰囲気が見事に蘇っています。初代よりはスムーズになっていますが慣れがいる操作方法、頭を捻らされる謎解き、豊富な武器とカスタマイズオプション。そして豊富なやり込み要素と、これまでのバイオのいいとこどりと言った感じです。メインストーリーの舞台となる船は初代の「洋館」の雰囲気を持ち、また初代(リメイク)を意識したイベントもある。クリーチャーもガナードやマジニから、よりゾンビらしい挙動をするウーズへ。そしてこのウーズが船内のダクトや排気口から現れるので、どこから襲われるかわからない恐怖。すべてがいい感じに噛み合っています。最近のバイオハザードに物足りなさを感じていた方にこそプレイしてもらいたいです。難易度もいくつか設定があり、一番低いカジュアルでも結構歯ごたえがありました。敵から3、4発攻撃をもらうだけで瀕死になるので緊急回避に慣れるのは必要不可欠ですね。もちろん、欠点が無い訳ではありません。まず一番に操作。最初に「慣れがいる」と書きましたが、拡張スライドパッドがあるとないとではずいぶん感じが変わってくる。あるとわりかしスムーズに操作できるのに、無いとボタン配置などいろいろと不自由。まるでスライドパッド所持を前提で作られた感じさえする。ゲーム内容自体はすごくいいだけに、こんなことで操作性を落とすのはもったいない。もう一つ、大きな不満点はシナリオ。いや、ストーリーは文句なし。ただ、メインストーリーを進めて行くと途中でサブシナリオに切り替わる事がしょっちゅうある。たとえばジルでゴーストシップ内を探検していたら、ある地点でいきなり「船へ向かう以前」の過程をプレイされられたり、同時期のクリス視点へ切り替わる。シナリオを組み立てる、という観点から見るととてもよく出来ているが、こういった事が起こるたびに所持アイテムなどがリセットされ、ストーリーもぶつ切り感がする。ただ、大きな欠点などは無く、久々にバイオハザードの雰囲気をしっかり持った作品なので、旧作のファンにこそオススメしたいソフトです。 バイオハザード リベレーションズ 関連情報