・ロンドンには歩道橋がほとんどない。←最近は横断歩道もなくそうとしているらしい。
・趣味や文学への造詣
・部下の叱り方
・京都や奈良の町並みが汚い
・ナショナルトラスト
・ビッグイシュー
・イギリス人は議論好きだが、新人の意見にもきちんと耳を傾ける。
などなど日本人が見習いたい点などが多々紹介されていた。
著者は18年間ロンドンの金融街で活躍してきた。著者はイギリス人を、柔軟で臨機応変な発想と行動をし、バランス感覚に富んでいるという。
本書を読んで私は、イギリス人は合理的な考え方をもった人が多いと思った。それは飲み物をおごりあう習慣にも見られる。決して無駄なことはしないのだ(笑)
ところで本書では、夏目漱石が取り上げられているが、漱石と言えば、ロンドンで精神的に参ってしまい、泣いていたエピソードなんかが印象的である。ところが、留学中の2年間になんと500冊もの原書を読んだという。漢詩が相当の腕前っだったということは聞いたことがあるが、英語の腕前も相当なものだったんですねぇ。
今の日本を見つめなおす上でも、参考になる点は多々あると思う。
イギリス流「融通無碍」のススメ (講談社+α新書) 関連情報
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2014/8/17 mondsee
Twice Culture 鎌倉 NO3 融通無碍 2014/8/17 mondsee 世界的視野を抱き、身体を用いた純粋芸術で人類の可能性へ歩む表現集団。
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