小学3,4年生だった頃、ラジオから流れていた流行歌、、歌詞の意味もわからず、ただ大人たちにまじって聞き入っていた。この方たちはすでに亡くなられたのですね、、、振り返るのが遅すぎました、、(歌詞を入れてくださるといいのになぁ) 大人の音楽シリーズ おもいでの大ヒット(上) 関連情報
日本映画 永遠の名作集 DVD9枚組 青い山脈 雨月物語 地獄門 西鶴一代女 祇園囃子 お遊さま 武蔵野夫人 雪夫人絵図 かげろう怪盗伝 BCP-049
新品なので良かったですが、映画の解説があったら、もっと良かったと思います 日本映画 永遠の名作集 DVD9枚組 青い山脈 雨月物語 地獄門 西鶴一代女 祇園囃子 お遊さま 武蔵野夫人 雪夫人絵図 かげろう怪盗伝 BCP-049 関連情報
1938年(昭和13年)の作品ということで、2013年から75年も前の映画になります。僕は介護職なので、必然的に大正生まれの方と交流するんですね。今はインターネットが普及しているので、ネットで調べて裏付けを取りながら、当時の様子なんかを実際に話したり聴いたりしてるわけで、おかげで当時のポップシーン(???)なんかにも詳しくなってしまいました。(^_^;)。中でも、この、『愛染かつら』と、その15年後に映画化された『君の名は』は、当時ダントツに人気で、この話題は避けて通る事ができず、熱弁させるとみなさん止まらないんですね。(^^;)特に僕が興味を持ったのは、映画そのものよりも、その時代背景でした。夕方に仕事を終えてから映画館へ近所の友人達とこぞってみんなで観に行き、バスがないので、決して短くはない家路を、観た映画の事をしゃべくりながら自宅までの長い距離を歩いて帰るとか、休みの日はみんなで映画館に入り浸って何回も観るとか。今の僕らにとって、あまりにも夢の世界のような、生活のスローさなんですね。そんなどスローな時代の映画とは一体どういうものだったのか??ついに食指が動いてしまいました。(^_^;)一応、僕は映画が趣味のひとつなので、決して映画に無知ではないのですが、僕が観た邦画ではこれは最古です。( ̄・ ̄)で、鑑賞してみての感想ですが。大正ロマンの気風の残る、戦前の空気。今とは全く違う時代的な価値観。もはや、シナリオから撮影環境や方法、カット、演出、俳優、もう、何もかもが、時代背景からして完全に異なるので、キャストさんやスタッフさん達の想いや人生哲学、苦労がどれだけ込められているか、考えただけでお腹がいっぱいで、その時代のほんの少しを垣間見れただけでも、僕には充分でした。また、ユーモアがあって、ハッピーハッピーな内容だったのも驚きでしたね。まさかの。(^^)ものすごく健全な力に溢れた、幸せ気分が味わえる作品だったんですね。明快なストーリーの、あまりの単純さに笑ってしまう所もあるのですが、その分、人間のあたたかさというか、健全さというか、現代において、確実に消失している『健全なハッピーさ』を感じる事ができるんですね。いつからこの『雰囲気』は無くなってしまったんでしょう?今後はそのあたりに注目して、少し邦画の歴史をなぞってみたいなと思いました。『芝居』というものも、当時からかなり完成されていたんですね。もちろん、個人差で上手い下手もあるのですが、キャストさん達の芝居哲学は、この頃からかなり完成されていたのだなと感じました。映画黎明期とは思えないですね。ちなみに、この映画ではストーリーやシーンがブツ切れでつながっている所が多々ありますが、前後編を一つに集めた事と、一部現存してないフィルムがあり、それをつなぎ合わせたからだそうです。…ということで、当時の現代劇は、現代の時代劇。それを如実に体験させていただきました。もしタイムスリップができたとしたら、多分、こんな感じに神経をすり減らすんじゃないか…なんて思います。時代を体験する…という文化財的な意味で、★5つとさせていただきます。v(^^)―≪加筆≫――――――――――あれからこのDVDを一緒に観ようと思っていた利用者さんが亡くなりました。『一緒に観ようね』と約束までしていたのに、このDVDを買ってから利用者さんの具合が悪くなってしまい、結局、そのまま床に臥せ、ご他界されてしまいました。約束は叶わないものになってしまいました。介護職ですから利用者さんが亡くなることには慣れていますし、その方も「早くお迎えがこないかな〜」なんて言っているうちでの大往生だったので、別段、悲しいことでもないのですが、やっぱりもう叶わないことかと思うと残念ですね。(^_^) あの頃映画 愛染かつら [DVD] 関連情報
両本とも読みごたえがありました。また何かおりがあれば、別の本を買わせてもらいます。 花も嵐も―女優・田中絹代の生涯 (文春文庫) 関連情報
個人的には日本映画史上最高の女優は田中絹代だと思っています。スクリーンやインタビューでは絶対にみせることのない部分を本書では惜しげもなく紹介しています。特に電話での会話部分など、我々オーディエンスには決して耳にすることができない内容などがあり、非常に興味深いのです。田中絹代ファンなら絶対に読んでおくべき一冊です! 小説 田中絹代 (文春文庫) 関連情報