声がやせて割れてしまったが、それはそれで味わい深い。日本に来るたびにコンサートに行っていたが、前回のブルーノートにいけなかったのでDVDが手に入りうれしい。リージョン1って書いてあるけれど、家のプレイヤーでは見ることが出来ました。 That's Live [DVD] [Import] 関連情報
PROMO LIGHTS CLIP!「CLIP! Best Hit ’80s PART2」 [DVD]
ジュリアフォーダムやsoul2soulなどなど 画像が良いのは探すのが大変、、しかし、手に入りずらい曲もあったりで これはこれで値段によって買いかも PROMO LIGHTS CLIP!「CLIP! Best Hit ’80s PART2」 [DVD] 関連情報
Track ListingsDisc: 11. Lock And Key2. Porcelain3. Girlfriend4. For You And Only You5. Genius6. Manhattan Skyline7. Did I Happen To Mention?8. Towerblock9. Island10. Your Lovely Face11. China Blue12. Prince Of PeaceDisc: 21. Lock And Key (Radio Edit)2. Home3. Genius (Radio Edit)4. Porcealin (Radio Edit)5. Manhattan Skyline (7 inch Version)6. Island (Alternate Version)7. Genius (Extended Version)8. Manhattan Skyline (Edit) Porcelain - Deluxe Edition 関連情報
数十年前に聞いたときは男性ボーカルだと思っていました・・・改めて聞いてみてとても歌の上手い人だなあ、と。レベルの高さを感じます。色々な面で・・ ときめきの光の中で 関連情報
実力派シンガーソングライター、ジュリア・フォーダムによる約一年ぶりのアルバムである。前作『Under The Rainbow(アンダー・ザ・レインボウ)』(2013年、日本未発売)は、自身のヒット曲をピアノのデュオを中心に再録したセルフカヴァーアルバムであったが、今作は、往年のポップス~ロックのヒット曲をジャズ・アレンジでカヴァーした、オトナ向けの作品に仕上がった。素晴らしい出来栄えである。手短にいくつかの点をみてゆく。―構成―12曲のうち、ポップス・ロックのカヴァーが8曲、スタンダード・ナンバーが1曲、書き下ろし新曲2曲、セルフ・カヴァー1曲、となっている。ブロンディの「コール・ミー」、ギルバート・オサリヴァンの「アローン・アゲイン」から「ムーン・リヴァー」、そしてジュリアの代名詞といえる「ハッピー・エヴァ・アフター」まで、比較的有名な曲が選ばれている。しかし、巧みな構成とアレンジの妙が光っており、ベタで面白みのないアルバムに落ち着いていない。流石の一言である。―アレンジ、内容について―グラント・ミッチェル(ピアノ)、デイヴィット・ピルチ(ベース)、ハーマン・マシューズ(ドラムス)のトリオを中心に、曲によってトランペットやギターなどが配されている。全ての演奏者が、決して前に出過ぎず、堅実なプレイを聴かせる。それゆえ、激しいアドリブ合戦や超絶技巧、斬新な解釈でもって聞き手を圧倒するという類のものではない。しかしながら、退屈なものでも全くない。原曲のメロディや歌詞の持つ美しさを存分に引き出し、ジュリアの声を引き立て、じっくりと楽しむことができるよう作りこまれているのである。かなり念入りにアレンジが練られたのではなかろうか。ちなみに、ギターのラモーン・スタニャーロが、本作のMVPであると個人的には思っている。全ての曲をレビューしたいところだが、特に気に入ったものについてコメントをしておこう。冒頭を飾るブロンディの「コール・ミー」、これは素晴らしい。弾むテンポで、切れ味あるジャズ・ビートが駆け抜ける爽快なアレンジ。おなじみの「コール・ミー!」のフレーズが持つ勢いも失われていない。お見事。そして、ジュリアの書き下ろし曲もなかなかの出来栄えである。とりわけ、「ザ・モーニング・アフター」は、ジュリアの職人芸が光る巧みな一曲。初期の名作アルバム『ポーセレイン』あたりに収録されていそうな、軽やかで美しい旋律、洒脱な構成は、彼女の真骨頂であり、改めて作曲能力、センスの良さを確認できる。スティングの「フラジャイル」やジャニス・イアンの「17歳の頃」では、ジュリアは歌の解釈力をいかんなく発揮、前者はギターのラモーンによる泣きのメロディとジュリアの哀愁を湛えた表情が相まって、しみじみ聴かせてくれている。一方後者は、もてない女の子が恋愛を通して悟った不条理をとつとつと語る歌であるが、ジュリアは明るい声色で歌う。昔こんなことがあってね、と頬笑みながら思い出話をするかのような、大らかな雰囲気を醸し出している。こうした表情の使い分けに、「名女優」と形容したくなるはずだ。―総評―以上をまとめると、本作は、・親しみやすいヒット曲たちをバランスよく集め、・手堅い演奏とジャズアレンジを施し、・歌手としても見事な解釈を見せてくれる、上質なボーカル・アルバムと評価することができる。ジュリアのファンならずとも、安心してじっくり聴くことのできる大人の音楽をお求めの方には、是非とも手にとってほしい作品である。ジャズ・ボーカル・ファンにも、非ジャズ畑の人によるジャズ・カヴァー・アルバムの面白さを味わっていただけたらと思う。ブックレットも丁寧に作りこまれており、トータルで見ても高品質な一枚である。お試しあれ。 ザ・ランゲージ・オブ・ラヴ 関連情報