大樹連司 商品

大樹連司 ぼくらの~alternative 1 (1) (ガガガ文庫)

小説化だから漫画とストーリー同じかな、と思っていたのですが、これは全くアナザーストーリーで、新たな気持ちで楽しめます。
文体も展開も想像以上に面白かったです。

ぼくらのが好きな方、ワクが好きな方は読んでみていいと思います。

詳しく心情が描かれるので、ああこの子はこういう子なんだなぁ、とか新たな発見もあったりします。

ちなみに私は漫画、小説、アニメの順に好きです。 ぼくらの~alternative 1 (1) (ガガガ文庫) 関連情報

大樹連司 ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫)

過去と今と未来が複雑に絡まりあって、その間で迷いながらもかけがえのない今を全力で追いかけていく姿に感動しました。

最初から最後まで全く退屈することなく読み進められますが、特に後半から終盤へかけては息つく間もないほどの盛り上がりを見せます。

久々に「面白い!」と断言できるものを読みました。 ほうかごのロケッティア (ガガガ文庫) 関連情報

大樹連司 ボンクラーズ、ドントクライ (ガガガ文庫)

こういう恋愛物が好きな人もいるとは思いますが。
青春物ということで、同じ作者の「ほうかごのロケッティア」「オブザデッド・マニアックス」が好きだったので同じテイストを期待してたのですが、青春もので映画を撮るというのはよくある設定ですし、前述の2つの作品と比較しても青春物の疾走感やクライマックスでの盛り上がりがなく、恋愛関係でうだうだ悩んで自己嫌悪したあげくラストにチョロッと動くだけでした。

また心情を丁寧に描くにしては、映画作りを通して仲を深めていくような描写はアッサリとサクサク進んでいてチグハグな印象。

しかも本文中に主人公が言ってる通り、主人公が脇役。明らかに他の2人のどちらかが主人公格。
リアルといえばリアルですが、前述の2作品を期待すると肩すかしをくらいます。 私は、この作者の青春物という前情報がなかったらまず買わなかったでしょう。

あと、冒頭にさも重要のように書いてある「1999年の出来事」設定っていります?
続編で過去の思い出でした、ってなるんでしょうか。 ボンクラーズ、ドントクライ (ガガガ文庫) 関連情報




Loading...


ここを友達に教える