哲学というと、一見、私たちの日常とは、直接関係ないものに見えますが、本書では、”自殺”という日本が抱えている大きな社会問題を解決する糸口として、哲学的思考が私達の人生にとって、より身近なものとして紹介されています。夢の中の話という設定の中で、ソクラテスやプラトンが主人公と対話をしていく構成を用いて、ディアロゴス（対話）によって発展してきた古代ギリシャ哲学を表現していたり、ただ単なる哲学の解説書という形ではなく、小説という形式の中で、古代の哲人が現代人の語りかけるようなスタイルを用いることにより、哲学的思考に、命の息吹を注ぎ込んだりするなど、哲学博士である著者の思いが、よく伝わる内容になっています。哲学という観点から、生と死の問題について、じっくり解決策を提案していく本書は、道徳教育を積極的に行なうことをためらいがちな日本の教育現場に一石を投じ得る内容を持っていると思いますし、多くの方にとって、一読の価値がある書物であると感じます。 それでも僕は生きてゆく―正常な人ほど自殺を考える 関連情報
毎回涙、涙でした。双葉のものすごい覚悟と洋貴の切ない思いに最終回はタオルが必須なレベルでした。いくら文哉の生い立ちがかわいそうとはいえ加害者家族は15年も苦しんだのにさらにこれ以上の苦しみを与えるなんてシナリオ考えた人ひどすぎる！と思ってしまうくらいの出来事もあってかわいそうでかわいそうでしょうがなかったのです。そんな中たまに出てくる洋貴と双葉の妙に楽しい会話にほっとできました。また脇を固める俳優さんたちがほんとに演技がすばらしくてそれを見れただけでも価値があると思いました。個人的には、15年も憎しみや後悔を心の中に抑えてきてそれが爆発したときの大竹しのぶの演技は圧巻でした。これぞ大女優。満島ひかりもこのドラマで初めて知ったのですが、立っているだけで不幸を背負っているような演技がすごいと思います。大好きになりました。その後の家族がどうなったかもとても気になります。とても心に残るドラマでした。 それでも、生きてゆく (瑛太 出演) [DVD] 関連情報
辻井伸行氏のcdはどれも 見事な音ですがこれも ご多分に漏れずなかなかのできです。心暖まる音です。 それでも、生きてゆく オリジナル・サウンドトラック 関連情報
生きることの大切さと、生かされていることの感謝を感じる、名曲と思います。ATSUSHI & 辻井伸行 さんお二人の優しさが感じられ、繰り返し、聴かせて頂いております。 それでも、生きてゆく 関連情報
ATSUSHIさんと辻井さんのコラボはお二人の優しさ愛情が溢れていて心に沁み入ります。 それでも、生きてゆく (SINGLE+DVD) 関連情報
