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タカ派 タカ派とハト派

この作品、LP時代にその過激なタイトルからやっぱりやってくれたか!ニールヤング、みたいな取り上げられ方をしていたような気がします。前作はたしかヒットしたComesATimeでしたよね。それに比べるとまったく売れなかったような。CDの中の解説文によると、わざと売れないアルバムを作っている旨でレコード会社から訴えられたとか。たしかに聞いてみると掴みどころのない曲ばかりに思える。ところが最近このCDを車の中で聞いていると、すごくいいんです。優しいメロディーから後半の労働者の賛歌のようなUSAコールまで。古いフォークソングやバラッド、また前作で聞かせたカントリー風のニールヤング的解釈が堪能できるアルバムになってます。やはりニールヤングは才能ありますよ! タカ派とハト派 関連情報

タカ派 スーパーベスト

影法師、竹とんぼ、とか数々のヒット曲が入ってコレはいいネ東京うさぎもいいですよ!もともと図書館でCDを借りて、この曲はいいなぁと思い買いました市販のCDショップではあんまり置いていないので、アマゾンで買ったほうがいいですよ スーパーベスト 関連情報

タカ派 タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか 護憲的改憲論という立場

本書は、著者が様々な雑誌に寄稿した論稿をまとめた一冊である。
「タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか」というタイトルであるが、著者の立場は、「護憲的改憲派」すなわち現行憲法の価値を認めた上で、それをよりよくするために改正を求めるという立場であり、一貫している。

本書の序章は、「『タカ派改憲論』の時代」として構成されているが、その論稿の内容は、現在とそれほど大きく違わない。
すなわち、現在の主張と比較してとりたてて「タカ派」と呼ばれるような主張はしていない。
もっとも、本章に掲載されている論稿は、いずれも1990年代に発表されたものであるところ、同時代は、「憲法を論じること自体ばちあたり」(本書9頁)と言われた時代であり、著者のように憲法改正を論じる者は、すべからく「タカ派」とされた時代である。
それゆえに、本章のタイトルは、「護憲的改憲論者である著者が「タカ派」と呼ばれた時代に発表された論稿」という意味で付されたものであると解釈すべきと思われる。

本書のタイトルともなっている「タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか?」という論稿は、本書50頁以下に収められている。
しかし、同論稿においても著者は、「憲法といえども(中略)時代状況にそぐわなくなり、修正が必要になることは当然といえば当然であろう。」(50頁)としており、改憲論者としての立場に何ら変更はない。
ただし、同論稿では、憲法に愛国心の義務規定を盛り込むことに対する危機感が表明されており、「本来ならば、改憲がもはや時流となったいまの状況を嬉しく感じなければならないのだが、じつは少しも嬉しくない。それは、いま勢いづいている改憲論が乱暴に感じられるからである。」(56頁)としている。
これは、法治主義や法の支配をないがしろにした憲法改正論議に危機感を唱えるものである。
憲法改正を標榜しながらも、それが適正なものでなければならないとするのは当然のことであり、憲法改正論の方向性に異議を唱えた著者に、何ら「自説を変えた」ところはない。

その他本書では、自民党の憲法改正草案等に反対の意を表している。
また、押しつけ憲法論や解釈改憲などを徹底的に批判している。
様々な論稿の寄せ集め故に、本書には重複している部分が多々あるが、そこに著者自身の立場の齟齬はほとんどない。
そこには、護憲的改憲論者として、また、立憲主義者としての著者の立場の徹底がみてとれる。
本書261頁以下の野口健格氏の解説のとおり、「変わったのは『世の中』であり『政治情勢』であり『国民世論』であり『著者を論評する者たち』」(本書263頁)ということなのだろう。

ただし、著者の「護憲的改憲論者」という立場に変わりがないとはいえ、個別的論点においては多少変化が見て取れる。
その一つが、集団的自衛権に対する見解である。
著者は、1996年に発表された「日本国憲法と集団的安全保障」という論稿(本書27頁以下に収録)において、「自国の独立に不可欠な友好国との集団的自衛活動や国連による集団安全保障活動をタブー視すべきではないのではなかろうか。」(本書35頁)と論じ、日本が集団的自衛権を行使することに肯定的ともとれる評価をしている。
ところが、それ以降本書では、集団的自衛権を積極的に認めるべきであるとの主張はやや影を潜めている。
そして、2014年に発刊された著者の『白熱講義!集団的自衛権』では、「どうしても集団的自衛権の行使が必要であるのなら、国民に憲法9条の改正案を堂々と提出し、『国民投票』を実施すればいい。私はあたまから集団的自衛権を否定しているわけではない。」(同書25頁)とし、また、同書147頁では、「いまの日本に『集団的自衛権は不必要』ではないか」との項を掲げている。
著者の集団的自衛権に対する立場は、その「必要性」に関する議論について、積極から消極へとやや変遷してきているように見受けられる。
これを「変節」として否定的にとらえるべきかどうかは、読者それぞれの判断だと思う。

前述したとおり、本書は著者の論考を寄せ集めたものであるため重複等が多いが、著者の主張を知るためには有益な1冊であると思う。 タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか 護憲的改憲論という立場 関連情報

タカ派 白い巨塔 DVD-BOX 第二部

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