龍馬の黒幕 明治維新と英国諜報部、そしてフリーメーソン (祥伝社文庫)
龍馬のファンなのでこのタイトルにつられて購入しました。
しかし内容は幕末全体の流れになっており、龍馬のことも書いてある
という感じで、龍馬がメインではありません。
それで期待はずれかというとまったく違い、凄く面白い内容で
あっという間に読んでしまいました。
”大胆な推測”というよりも”徹底的に事実を調べる”といった感じで
妙に納得してしまう内容です。
倒幕〜明治維新にここまでイギリスが関係していたということには驚きます
(推測やフリーメイソン説を除いたとしてもです)
この本を読む前に白洲次郎さんの本を読んでいたのですが、植民地化する手法など
GHQの占領政策とあまりにも酷似しているので現実味があります
学生の頃から司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を数え切れないほど読んで
謎になっていた部分がわかってくるようなところが多くあります。
司馬さんも書いておられるように「アーネストサトウが龍馬をよく知っていたのに
なぜか龍馬についての記録が少ない」ということについても
本書を読むと「なるほどそういう訳があったのか」と思いました。
「筆者の推測ではないか」という意見もありますが、推測の部分を一切排除して
「明らかな事実」として書かれている部分の内容のみでも私にとっては驚かされる内容ばかりでした
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