ヒトラー最後の12日間で興味をもち、本書を読みましたがまさに阿鼻叫喚といった地獄絵図ですねこれは・・・
本書は1945年の一月からベルリン陥落の五月までの記述ですが、怒涛の勢いで迫りくる赤軍、あふれる難民、敗走する軍隊、この期に及んで権力闘争を行うナチ幹部たち、そして当のヒトラーは現実逃避で引きこもり状態へというのが時系列で描かれていて分かりやすいです
特にソ連に近かった東プロイセンの状況は悲惨の一言につきますね
ヒトラーの政治手腕を評価する人もいますが、難民に対する積極的な支援を行わず、ベルリン市民の脱出も許さず、ネロ指令のようなインフラ破壊命令を出してたことからもこの時期のヒトラーはほとんど現実に絶望し、自分の壮大な自殺に市民を巻き込もうとしたようにみえます
正直、こんな人が日本にいなくて良かったとしか(日本の陸軍は本土決戦を志向してたようですけど)
ベルリン陥落 1945 関連情報
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