私は筑後川中流域に住んでいて、木に関わる仕事をしています。その昔、木材は水路(筑後川)で運搬されていたと話では聞いていました。大川家具で有名な大川市(福岡県)は、筑後川下流域に位置しており、川上には日田林業、小国林業といった林業集積地があります。大川市に多くの木工業者が集まり今日の姿となったのも、地の利により木材の集積地となったからだと教わりました。そんな歴史としての知識に終始していたのですが、本著を読み、木流し・筏流しの息吹を感じられるようになりました。読後は、筑後川の見方が激変してしまします。水路としてどこが難所だったのか・・・そんな観察をしながら堤防道をドライブするのも一興です。また、木流し、筏流しを生業にしていた「渡辺音吉翁」の語り口は、宮本常一の土佐源氏を思い出しました(笑)「あたしぐらい、伐り山から木流し、筏流しと、 どれもこれもしてきたもんは少なかろうばい。 百姓仕事のはざ間はざ間に、山やら川に仕事に行きよった。 遊牧民と同しことたい…」読み物としてもおもしろいのですが、資料としての価値も高い本だと思います。私はといえば…友人や学識関係者にも贈らせていただきました。ローカルにしかできない書籍ですよねぇ〜。不知火書房さん、がんばってくださいね!なほ、語りが「渡辺音吉」。著者は「竹島真理」とあります。 筑後川を道として―日田の木流し、筏流し 関連情報
旬のおまかせ 九州 野菜セット ☆12品以上+ときどきオマケ。 ギフト、プレゼントでも大好評です。
評価が良かったので注文しました。皆さんが評価されているように、野菜ひとつひとつを丁寧に扱っているとは感じました。葉物野菜も多く入っていました。ブロッコリーには虫がついていましたが許容範囲です(^^;)ただ全体に言えることは、味が普通という事です。期待しすぎたのかも知れませんが、驚くほど、感動するほどの味ではありませんでした。なすびは大きくて立派な物でしたが、新鮮さには欠けます。ヘタのトゲがまったく無かったです。トマトは小ぶりな物が3個、感激トマトと名付けられているようですが味はいたって普通。いや、すっぱさで言うと普通以下かも・・・新玉ねぎと書いてありましたが、見た目は普通のたまねぎ。生ではとても食べられません。新玉ねぎの時期は過ぎているのでは?これも一度試してみないとわからなかった事ばかりなので注文はして良かったと思います。でもリピートはないかなぁ・・・ 旬のおまかせ 九州 野菜セット ☆12品以上+ときどきオマケ。 ギフト、プレゼントでも大好評です。 関連情報
26年産 【特別栽培米】 福岡県産 田篭農園の ひのひかり 5kg(玄米時重量5kg) 玄米から白米まで「 分づき 精米 」承ります。 ひのひかり 2014 お歳暮 お祝い ギフト/内祝/誕生日/御祝/御礼/熨斗/目録/賞品/景品にも
期待感が高すぎたのか、味は思っていたより普通だった。7分にして送ってもらったがいつも自分で精米している米より粒が小さかったのも残念だった。 26年産 【特別栽培米】 福岡県産 田篭農園の ひのひかり 5kg(玄米時重量5kg) 玄米から白米まで「 分づき 精米 」承ります。 ひのひかり 2014 お歳暮 お祝い ギフト/内祝/誕生日/御祝/御礼/熨斗/目録/賞品/景品にも 関連情報
佐藤眞:「土の歌」/團伊玖磨:「筑後川」/木下牧子:「鴎」/武満徹:「うた」より
2010年3月3日、東京オペラシティコンサートホールでのライヴ録音です。木下牧子の名曲「鴎」のオーケストラ・バージョンは新鮮に響きました。荘厳な前奏も含めて格調高い東京交響楽団の演奏によるオケ伴は、現代の愛唱歌の魅力をより高める作用を施したようです。東京混声合唱団を率いてきた指揮者・山田和樹も、小澤征爾、佐渡裕に続き2009年に「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝したことにより、合唱の世界だけでなくオーケストラの世界でもその地位を確立したわけで、本アルバムはその強みを遺憾なく発揮していました。武満徹の珠玉の「混声合唱のための『うた』より、「さくら」「島へ」「○と△の歌」「翼」の4曲が演奏されました。岩城宏之の指揮による東混の演奏も四半世紀前の録音になりましたので、この新しい演奏は待望のものです。慈しむように作られた小品群ですので、ロマンチストの武満徹の性格が歌詞とメロディの随所にうかがえます。共雑物を削ぎ落とし、武満徹の心のままを素直に表現した合唱に好感を抱きました。團伊玖磨の『筑後川』のオケ伴もいいですね。丸山豊の詞も雄大です。筑後川と流域の雄大な景観を描写しながら、人生の歩みを象徴しているような深い味わいが感じられます。「みなかみ」「ダムにて」「銀の魚」「川の祭」「河口」の5曲がオーケストラの響きによってスケール感を増したようでした。音楽の骨格がしっかりとしていますので、歌いこめば歌いこむほど味わいが深まる組曲です。佐藤眞の混声合唱のためのカンタータ『土の歌』も新しい録音のヴァージョンがでて何よりです。ピアノ伴奏もいいですが、本来この曲の魅力はオーケストラと合唱の両方の良さが必要でしょうから。「農夫と土」「祖国の土」「死の灰」「もぐらもち」「天地の怒り」「地上の祈り」「大地讃頌」の7曲で、大木惇夫の作詞によります。社会的なモティーフを詩に描いています。それがあるからこそ、終曲の「大地讃頌」で大らかに歌われる心境が理解できるのだと思っていますが。東京混声合唱団と東京交響楽団の熱の入った演奏を聴くことができました。当日の観客と一緒に拍手です。 佐藤眞:「土の歌」/團伊玖磨:「筑後川」/木下牧子:「鴎」/武満徹:「うた」より 関連情報
1970年に初演された演奏がこれほどきれいな音質でディスクに残っていることは、本当に素晴らしいことだと思います。全く違う2つの団体が同じ曲を演奏しているので、聴き比べできることも大変嬉しいですね。また、伴奏がピアノなので合唱を存分に堪能することが出来ます。オーケストラ伴奏とはまた一味違った演奏を楽しめます。これだけの内容でこの価格ですから、文句のつけようがありません。購入し大変満足しています。 團伊玖磨「筑後川」 関連情報