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アナザヘヴン アナザヘヴン・コンプレックス-ll ― オリジナル・サウンドトラック

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アナザヘヴン・コンプレックス-ll ― オリジナル・サウンドトラック 関連情報

アナザヘヴン アナザヘヴン [DVD]

それほど評価の高くない今作ですが、かなり頑張ってる部類やと思います。

誰を信じていいか解らないという状況を理解しているのが、警察の中でも3人だけなあたりも面白い設定でした。

松雪さんを犯人と決めつけて、誤認やったと判断した後の サブ過ぎる空気も良かった。

柄本さんが殺されたあたりも、原田さんと江口さんの大マジな雰囲気に圧倒される刑事達の表情も素晴らしかった。

同僚の若手刑事に銃口を突きつけて 犯人扱いしてる自分自身が信じられないが、消去法でいくとコイツしかいないというジレンマというか焦りというか、なんともいえん表情を 原田さんと江口さんがしてます。

この辺、すっごく良かった。

まぁ、松雪さんが、クスリの袋を忘れて帰るあたりには たしかに疑問は残りますが。

それと、柄本さんを襲う理由も よく解らない。

まぁ、よく解らないモノの考えなんで、解らなくて当然かもしれません。

それと、ラストの江口さんは 喋り過ぎですね。

邦画の悪い部分が 最後に出ちゃいましたね。

でも、よく出来てると思いますよ。

特に前半から中盤の、まっとうに犯人を捜してるあたりは、原田さんと江口さんのコンビが サスガの演技力で引っ張っていきます。

市川さんも、一途な役所を熱演してますし、持ち前の 不思議な雰囲気にマッチしてました。

加藤さんは、ちょっと疑問。

必要性が あまり感じられなかった。

このへんは、もしかしたらテレビ版とのカラミなんでしょうか。

テレビ版は未見なんで、よく解りませんが。

邦画としては、よく出来てる。

それは確か。

点数は4.5点で。 アナザヘヴン [DVD] 関連情報

アナザヘヴン アナザヘブン コンプレックス-VARIOUS

主題歌を歌うアーティストへの権利までは取らず、
主題歌は抜いた曲目でのサウンドトラックが多い中で、
これはそこらへんの事情を完全にクリアして、
超理想的なサウンドトラックとして素晴らしい作品に仕上がってます。
「アナザヘヴン-eclipse-」を好きな人ならば手に取って損はなく、
作中で使われる全ての歌モノを網羅してるので、純粋に聴いてて楽しいです。
主題歌の“gravity”については個人的にはこのドラマで知ったというよりも、
元々LUNA SEAが好きなこともあり、曲だけでも何度聴いてても飽きないのですが、
その他の「さあいこう」とか「ピストルと天使」とか「LUNAR ECLIPSE」とかは、
まさにこのドラマをきっかけで知り、とても好きな曲になったのでお薦めです。
「さあいこう」なんて未だに聴いてたりします♪
歌詞有りの合間にドラマでも使われた幻想的なインストを挟んでて(これ自体もまた出来が良い)、
一枚のオリジナルアルバムとしても十分に通用するようなアルバム。
サントラとしては歌モノを全網羅するという、文句のつけようの無い作りで、まさに死角無し! アナザヘブン コンプレックス-VARIOUS 関連情報

アナザヘヴン アナザヘヴン [DVD]

 私が飯田譲治監督を知るきっかけとなった作品が本作でした。

『アナザヘブン』は”人間の悪意”は水のように変幻自在でとらえどころが無い、という、飯田監督の少し観念的な哲学をそのまま映像化した作品です。 私の知ってる限りでは、そういう観念的な哲学を、テリー・ギリアムのようにそのまま映像化するのは、本来なら非常に難しいと思うのですが、『アナザヘブン』という映画はそれに見事に成功した例だと思います。

一番素晴しいと思った点は、『アナザヘブン』が娯楽性に富んでいることです。

説教臭さを廃し、老刑事と若手刑事のコンビが怪事件を追跡するという、「刑事バディ」ものの王道を維持したままストーリーが進んでいくので、娯楽映画として普通に楽しめる快作だと思いました。

公開当時は、「脳みそシチュー」といった生臭い前評判のせいか、メディアミックス作品(ゲームのワンダースワンやドラマ、コミックなど)にも係わらず、あまり話題にならなかったような気がするのですが、私個人としてはこれほどサイコ・サスペンス作品としてクオリティの高い作品は稀有だと思います SFの要素もありますし、かなり独創性の高い作品です。 アナザヘヴン [DVD] 関連情報

アナザヘヴン アナザヘヴン~eclipse~ BOXセット [DVD]

パワーストーンにまつわる非現実的なストーリー。
人間の中にある悪意を刺激する「紫の石」が広まって、
それを良しとして地球を混沌に陥れようとする悪の一派と、
その邪悪な石の影響を受けない運命・遺伝子を持って生まれた主人公カップルとの戦い。

ドラマの本質としては、
力によって敵を叩き潰すか、あえて何も起こさず平和的な解決を望むか、
その選択をテーマにした内容だと思います。
今までの多くのヒーローの物語がとる選択は前者。(力で戦って敵を殲滅する)
いっぽうこのドラマはそれに対するアンチテーゼのようで、
結局バイオレンスは繰り返されてまた連鎖していく、
だから「怒りではなんの解決にもならない」と、
そういう平和主義を主張したかったんだと思います。

本当に理解するのは難しいドラマであるのは言えてて、
私が感じるポイントとしては二つ。
「クローン技術」のことと、「紫の石は時間をタイムワープできる能力を持つ」こと。
この二つをうまく消化できないと、ドラマの中盤くらいから理解不能になります。
でもそこの説明がまったく足りない。これは完全に制作サイドの失敗。
だから多くの人が脱落していって、結果は視聴率5%。
これは作者の飯田譲治と、主演の大沢たかおも、
後の著書「アナザへヴン2」のあとがきで認めてます。
脚本に色々な要素を詰め込みすぎて、
内容が十分に伝わらずにドラマから脱落した人も多かったと。
大沢にいたっては、自分でも脚本の内容が理解不能なまま演技を終えて、
周りから「あのラストってどんな意味だったの?」等さんざん聞かれたのですが、
主演の自分でも「わからない」としか答えられないそうです。
主演がこれではどうしようもない… そりゃ視聴者がもっと理解不能でも当然。

SFチックな摩訶不思議ストーリーは魅力があるんだけど、
謎だけ次々と大風呂敷に広げて、そのフォロー不足で終了。
当時は時間に追われて脚本にかけられる時間が無かったそうです…
正直、お薦めできるドラマじゃないです。実際に見てみればわかると思います。
でも映像と音楽の使い方がオシャレで、高いセンスを感じるから星3つ。 アナザヘヴン~eclipse~ BOXセット [DVD] 関連情報




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