ON THE ROCK [DVD]
マスターと可笑しなバイトが織り成すストーリー。
なんでこんなヘンテコな人たちが…といった具合に個性的。
出ている面々も意外に豪華で(←失礼??)個性的。
独特の”間”を楽しむ俳優達とこれを見る視聴者が融合した時に
この作品の良さが分かるだろう。
子作り爆裂伝―産んでやろうじゃないの 育ててやろうじゃないの
最近、作者がよくマスメディアに登場しそのキャラクターやトークに興味を持って、本書を購入しました。
作者本人のキャラクターに興味があって「読んでみよう!」と思われる方には
期待を裏切らない展開で充分楽しめますが、作者の同様のエッセイ集で内容が多くの部分で重複しているように思われ「星4つ」とさせていただきました。
熱帯植物園 (新潮文庫)
短編集なので、早く読めました。
たぶん、会うことがないような人の世界。
けれども、おもしろいです。
設定もさることながら。
室井さんの詩的な表現。
簡潔な会話文。
独特な直喩。
など、など、がちりばめられていて、言葉の使い方が面白いですね。
この人はきっと、本が好きで、読むのも書くのも好きな人だなぁと私は感じました。
死ぬまでにしたい10のこと (ヴィレッジブックス)
実際、本書を手にとって読んでいる間非常に幸福な時間を持つことができた。タイトルにあるように非常に切実な質問に、回答者が答えるという構成なのであるが、それほど、暗い感じではない。というか、むしろ、明るくポジティブな内容なのである。それぞれの回答者はそれぞれの人生を抱えていて、それを真摯に見つめ回答をしている。それが、2ヶ月後の死という追い詰められた状況で、一斉に輝き出すかのようだ。回答者がすべて女性ということで、やはり、「愛」や「子供」に関する回答が多い。男性の私としては、赤裸々な「愛」の告白に多少赤面する所もあったが、女性の(一風変わった人たちが多いにしろ)考えの自由さとおおらかさを知ることができたと思う。それぞれの回答者にはそれぞれの人生があり、優劣なんてつけられない。ただ、私の心にとても響いたものとして、酒井順子さんの「サマルカンドへ行く」というものがある。テレビで一瞬見た衝撃的な美しさに打たれただけのその場所に行く。なんてすばらしいことなんだろうと思った。
ああ〜ん、あんあん (集英社文庫)
重い雰囲気の本を続けて読んだあと、楽ちんに読めて(いい意味で)
読後さっぱりした気分で現実世界に戻れる本ないかなー、となんとなく
手に取りました。このときの自分のニーズにぴったりだったとうのもあってとても楽しめました。読んでるうちに私自身と性格が似てそうな気がして親近感を持ちました☆