スマグラー おまえの未来を運べ コレクターズ・エディション(2枚組) [Blu-ray]
一応、警告しときますが、妻夫木聡さん目当ての方は少し考えてから見た方がいいと思います。 なぜなら、とにかく痛いシーンがあるからです。自分はグロ慣れをしている方ですが、怖すぎて帰ろうかと思ったからです。とにかく痛い。妻夫木聡さん、うまいですね。とりあえず考えてから見た方がいいです。一応、グロいですし…。 さて、作品の方ですが、章分けになっており、約二時間があっという間に感じる作品でした。 とにかく言えることは、役者陣の演技がスゴイこと。 まず安藤政信さんですが、誰かわからないほど韓国人?の殺し屋をうまく演じています。恐らく、今作は安藤政信さんが主人公ですね。妻夫木聡さん喰われてます。とにかく圧倒的存在感。 次に、高嶋政宏さん。えっとですね…気持ち悪いです。かなり不気味です。今後が大丈夫かな…と心配になるほどスゴイ役者魂です。 永瀬さんは渋い。満島ひかりさんは、棒読みっぽく聞こえる人もいるかもしれないですが、ツンデレ的な演技ですね。 とにかくみなさん役者魂を感じれる演技でした。 アクションも日本にしてはスゴイです。安藤政信さん、恐らく、スタントなしですね。スローの演出もちょっとしつこいようだけどなぜか爽快。VFXも使っていてとても楽しく見させてもらいました。だけど安藤政信さんのあの動きは賛否両論かも…。あとラストらへんも…。まあそれはマンガが原作だから…と許してあげてください(笑) とにかく妻夫木聡さん目当てで見る人は要注意だけど、全体的に楽しめて秀逸な作品でした。 いろいろと見所がありますが、松雪泰子さんのゴスロリ姿は一番、必見です。あと高嶋さんの演技も…。とても今後が心配ですがね…。
松雪泰子写真集 daydream
大好きな女優のひとり、松雪さんの写真集と言うことでamazonさんのサイン入りを定価の数倍で購入しました。そこには評価されている皆様のとても真摯な講評がありました。 しかし申し訳ありませんが手にするまでは不安があったのも事実、「感性は人それぞれですから」。 芸術的感性が人一倍薄い自覚はありますが、恐らく画の構成毎に美・可燐・色香の配合を考えた色彩や背景の選択をしながら創られたのでしょう。 素敵な写真集です、この一言に尽きます。サインを戴いたあゆみさんのファースト写真集に次いで2冊目の永久保存とすることに決めました。 正直、最初に開いた時は流したページもありましたが、途中で?と引っ掛かり戻ってみると殆どが、「ああ、いいなぁ」と思える雰囲気。 確かにセクシャル一本槍の構成ではありません。が、考えられた写真と言うものが、私同様欲望命の方にも新しい満足の形を教えてくれると思います。
キネマ旬報 2007年 2/1号 [雑誌]
本号の特集は、周防正行監督の「それでもボクはやってない」の制作について。
周防監督が痴漢冤罪事件を題材とした思考過程が語られている。
取材に際しても、情報を入手して関心が拡散させるのではなく、問題の本質が象徴されている事象を探さなければならないということである。
物書きにも、クリエイティブにたずさわる人も、一読してみてはいかがでしょうか。