ムービー・ヒッツ
こんなアルバムまってました。子供の頃お金がなくて、でも映画音楽が好きで懸命に録音していたあの頃・・・音はボロボロだったけど、好きな曲がいっぱい詰まったお気に入り。そんなアルバムです。BTTFぐらい古い曲から最近の曲まで最高ですよー
ネバーエンディング・ストーリー 第2章 [DVD]
Wペータゼンによるネバーエンディグストーリーの2作目だが、一作目は西ドイツ映画であり、その独特のアメリカ映画にはないヨーロピアンな雰囲気が作品の質を高めることに成功していたのだが、それをそのまま現代のアメリカに持ってきた。主役も典型的アメリカのクソガキ風情で一作目のノアハザウェイのような品のある大陸的美少年とは似ても似つかないヤンキーである。監督はジョージミラーだが、これがあのマッドマックスシリーズの人とは同名の別人なのである。ややこしい。公開当時も評判は散々だったような気がするが、1作目の世界観は全くなく、ハリボテで再生したような作品である。
ネバー・エンディング・ストーリー
私が小さい時に、サントラのレコードを買ってもらって聞いていたので内容は把握していました。
飛行の曲が大好きで、テンションが上がります。
結婚を控えており、
披露宴のBGMを考えていたところ、
このアルバムの存在を思い出しました。
ちなみに、飛行の曲はエンディングで流すことに決めました。
はてしない物語 (上) (岩波少年文庫 (501))
ただただ素晴らしい。文学作品としての完成度も申し分なく、一気に読みきってしまいました。ファンタジーとはこのように手に汗握るものでなくてはなりません。バスチアンが冒頭で述べている通り、「本は閉じている時、その中で何が起こっているのか」という問いの答えが本書であるような気がします。まるで合わせ鏡の中にいるかのような世界観は圧巻です。
またその物語としての素晴らしさに加えて、現代への風刺も忘れていないあたり、『モモ』の作者であるエンデらしいと言えるのではないでしょうか。虚無の広がりと言うのは、明らかに子どもの本離れや空想力、想像力の低下を示唆しているものではないでしょうか。作者はそれを「虚偽の氾濫」としてはいますが実際にはもう少し深いところに問題はあるはずです。
では真実の名前とはどのような意味を持っているのでしょう。『千と千尋の神隠し』でも『ゲド戦記』でも同じような状態が登場しますが、それは物事の表面にとらわれるな、というくらいの意味を持っているのでしょうか。内面にこそ莫大な力がこもっていると考えても良いでしょう。
三つの門の意味も気になるところです。人生には何かを通過して初めて見える世界というのがあるはずです。上を目指せば目指すほど、上が遠く見えるという事もあるはずです。ですからアトレーュ以外の者が通ったならば、違った意味になるのではないでしょうか。
またはじめは学校においても弱者であったバスチアンがアトレーユの姿を見て勇気をあたえられている場面を見ても、子どもの冒険心をかきたて、弱者でもできる事はあると伝えようとしているのではないでしょうか。まだ上巻のみですが、作者はきっと下巻でバスチアンを活躍させてくれるでしょう。
ネバーエンディングストーリー3 [DVD]
この作品は2公開時に3部作アナウンスだった、ネバーエンディング・ストーリーの完結編です。
「1」の内容は駄作以前の問題で告訴、とまで希望したエンデが許可した遺作でした。
原作は、家族と疎遠になった弱虫の主人公が現実を変える勇気を手に入れる物語です。
それが「1」で夢の世界を利用して、現実のいじめっこに復讐する物語で終わってしまい。
原作者公認の「2」で夢の世界に入ったバスチアンが、現実に帰ってきて父親と和解する事で解決します。
この作品『3』は現実に帰ったバスチアンが、童話の通用しない不良に狙われる物語。
1の頃なら童話の世界から友達は仲間はずれにし、現実逃避できる世界は守るべきだと考えたかもしれませんが。
バスチアンは不良に対して、童話の世界!は自分が守ると宣言し。
現実で友達に対等に向きあえる少年へと成長し、
自分の世界やバスチアンはすさんだクラスメイトには負けはしない、という挑戦がある作品です。
それと、DVDに収録された当時の予告編が1・2も出るなかなかの力作。
録画もビデオよりしっとりした、映画館の質感で商品としては意外にもシリーズトップの出来かもしれません。
家族で日曜の午後におすすめです。