So What?
演奏の技術的には荒削りではあるものの、ノリは最高!
曲を聴いても、歌詞を読んでも絶対に笑える(!)と自信を持ってお勧めします。(曲のタイトルだけでもイケテル)
仕事でストレスがたまったり、テンションをあげたいときには、「一発かましたれ!」がイチオシ。
いやぁ、ホント、実にすっきりする一枚です。コミックバンド(・・・古いか)をここまでまじめにやってることに、感激できます。
アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~(初回生産限定盤) [DVD]
ANVILの2人は未だにキラキラした目で
自分達の音楽を楽しそうに話すし、ライブが決まれば
1億円でも見つけたかのように喜びます。
何かを大好きで在り続ける事は難しいですけど、
そんな生き方が出来る人は周りが応援したくなるんだなあと。
映画の中で発生している彼らへの小さな応援が
まるでリレーのように繋がって、
ラストへ向かっていく美しさを沢山の人に見て欲しい。
ANVILを2年追いかけたサーシャ・ガバシ監督には
心から感服します。それと、見事な編集だと思います。
初回特典は09年来日時の映像が最も長いのですが、
本編からは削られたリップスの給食宅配時代の未収録映像、
サーシャ監督との演奏シーンなども楽しめました。
「脱退メンバー達の現在」では負け犬的な視点ではなく、
彼らが現在掴んでいる幸福を、愛情を込めて撮っています。
ラーズ(メタリカ)のインタビューは予想通り長いのですが(笑)
最後に少し映るサーシャ監督の姿も含めて、良い映像になっています。
特典にCDを付けちゃうのは、すでに買ってしまった人にすれば
「え」だけど。ANVILが死ぬ思いで作った「This is Thirteen」を
日本のファンの為なら付けちまえ!という心意気は、とても嬉しい。
俺達はミュージシャンだぜ!という気持ちも
伝わってくるプレゼントだと思います。
Metal on Metalを初めて聞いたときは
特に印象に残らなかったんですけど、彼らが戦い続けたからこそ
スピリットのあるメタルソングに成長したと思います。
鍵盤狂想曲 第1幕:ビッグエルフ
70年代風のメンバーにそれ相応の期待を込めて聴いてみた
久々に心震えました!
70年代の英国ロックが根底にありつつ、そこにクラシック、サイケ、
ポップスを織り交ぜた独自の音を作り上げている
ダークな雰囲気はあるが、決して暗くはない。むしろメロディーは
ポップでわかりやすい。
the wall の頃のピンクフロイドをよりハードロックにした感じだ
イギリスやアメリカでは知名度を上げているらしいが、ビッグネームになる
可能性を感じさせるバンドだ