1/35 WW.II ドイツ軍 汎用ハーフトラック マウルティア
相変わらずその資本力でマニアックな車両を手抜きなしで展開するドラゴン社ですが、これも例外なく手堅くまとまっていて覆体はマジックトラック連結式、エンジン再現、エンジンフード、ドア、荷台アオリ開閉選択式、フロントタイヤはホイル別体、カルトグラフにエッチング、なんとウインドゥマスキングシールもセットのいたれりつくせりの内容です、僕が知らなかっただけかも知れませんがエンジンフードのルーバーが抜けているのにはびっくり仰天しました、ドラゴンは今や日本製(タミヤ?)なみに組みやすいです(ただパーツが多いだけなのです=素組で精密に仕上がる)私が組んだ他の車両での注意点は仮組を十分に行って図面どおりに組んでいいものか十分検討することと、覆体部分の特に転輪(実車同様にトーションバーの可動式サスは要注意、固定式にして車高や向きを決めてしまった方がいいかも)の組み付けに注意することくらいでしょうか?今後も目が離せない良いメーカーです。
ないしょのハーフムーン (2) (小学館文庫)
主人公有羽の初主演映画は大成功!次回作のオファ-などが舞い込むが、有羽は慎一の側にいたいが為に引退宣言。でもマスコミに秘密にしている手前、慎一とも結局離れることに・・・。演じることが心から好きな有羽は舞台に戻ることを決意!ただまた問題は起きて・・・・・・。
有羽と慎一、互いに好きなのになかなかうまくいかなくてもどかしいです。
でもこれだけ主人公の相手役の出番が少ないのも珍しいかも。逆に新鮮だし、主人公の一途さが引き立ちますね。慎一がいない分、有羽に惚れている二人が有羽の側にいてくれて無条件に守ってくれるなんてうらやましい限りです・笑。この二人がどうして有羽をそんなにしてまで守ろうとするのか、理由が分かるだけに余計に切ないです。それだけ有羽は魅力的ですからね!
見返りを求めない恋ほど悲しいものってないです。人って求めていないと言ったって結局は知らずのうちに求めてたりするものですから。この周囲の二人は有羽が慎一のことを好きなことも、全て知っていてそれでも有羽を守ろうとするから凄いですね。ここまで人を好きになれることって少ないと思います。そんな風に人を好きになってみたいと思ってしまう作品です。