忍者にであった子どもたち―遊びの中間形態論
京都教育大の児童心理学者である著者が、ふとしたイタズラ心でしかけた謎と冒険のファンタジー。
「忍者からの手紙だから」と滋賀県の消印を求めて夜中に2時間も車を走らせてポストに手紙を投函するなど、
大の大人が大真面目でとりくみ、悩み、子ども達をあたたかく見つめ、大いに楽しみながらイタズラするところに
愛を感じます。
だまされる側も、しかける側もとにかく本気。
どっちの側でもいいから、自分もこの仲間に加わりたーい!と思いながらワクワクして読みました。
「ほんとは忍者なんか信じていません」という一方で、忍者の安否を気遣ったり-------
虚実の中で揺れ動く子ども達の一生懸命さが、まぶしく、愛おしい。
たにぞう+中川ひろたかのうたあそび講習会! (CD付き)(プリプリBOOKS 4)
普通の手遊びでは満足できないかた、新しい歌遊びです。CDが付いているので使ってもよし、楽譜も付いているので自分でいろんな楽器や音色で演奏してもよし、イラストもわかりやすい。
ただ、タニゾウ・ヒロタカワールドを自分で出せるようになるには修行しかありません。