王様と私 [DVD]
時代は、19世紀の「シャム(タイ)王国」です。
イギリス人の家庭教師「アンナ」がやって来ます。
王子たちの教育のために、王様が呼んだのです。
西洋から東洋へと、シャムでの教育に熱心に
努めます。
西洋のイギリス人「アンナ」には驚くことばかり。
”Shall we dance ♪”
(ロンドン・フィルハーモニー演奏)
87分の中に「アニメーション版」ならではの
趣向がなされています。
〜感想〜
実写版も視聴しました。
この作品は、お子様にもお勧めできる作品です。
よく仕上がっています。
わたしは悪い不動産屋―夢を見ている客を騙せなければ、一人前ではない (王様文庫)
町の不動産屋のおっちゃんに話を聞いた、って感じで、文庫本の読み物としても大変面白いです。
「うさんくさい」不動産業を生業としている人達が何を考えて営業しているか、手数料という取り分をどう取れるか考えているか、裏の事情に少し触れることができます。
100m2以下の建売り住宅は関係役所に届け出の必要がないので、安く土地買って安く建物仕立てて売れば業者が最も益の出し易い物であるとは、本書で初めて知りました。(逆にいえば100m2以上しか”買ってはいけない”?)
どうりで30坪程度の買い易そうな一戸建てが、建売りで新聞チラシに沢山入ってくるわけです。
恒久的に手元に置く本ではないですが、不動産屋が何を考えているかを知り交渉に臨むのに、読んで損はない本です。
書き込み式わたしの「夢ノート」 (王様文庫)
私は夢を書きっぱなしで忘れてしまうというパターンばかりで・・
つまりやる気がないということでしょうか。
数ページで止まっているノートや日記帳の山を抱えている人には
さらに無用な在庫が増えるだけの結果になるかもしれません。
もったいないので捨てはしませんけど、いつかまた気まぐれに埋めて
みよーかなという感じです。
シャンソンファンのための シャンソンベストコレクション(2)
レッスンで『いつの日か』を歌いたいために購入しました。
他の名曲集はどの本も同じような曲で、余りかわりばえしないのですが、
この曲集は曲も多く入っていて、『いつの日か』のような新しいシャンソンも入っていました。
このような新しいシャンソンの曲集をもっと出版してほしいです。
弾き語りにはうれしいコードネーム付き、日本語訳詩も入っています。楽譜も見やすいです。
私はシャンソンの初心者ですが、このベストコレクション1,2は必携だと思います。
裸の王様 (新潮新書)
強烈な毒舌ぶり、これは彼にしか書けない内容と語り口調です。
社会・政治・メディアなどに対しズバっと切り込んでいきます。
世論へのアンチテーゼとエンターテイメントの中間に位置する存在で評価は分かれるかもしれません。
私は素直に後者を選択、ウィットの効いた見識に少々のお勉強と息抜きになりました。
擬似感動に対する見解は身をつまれるおもいで先日の北京オリンピックを思い返してしまいました。
ゴーン氏の顔の迫力が説得力という見方がとてもおもしろくいまでも思い出し笑いをしてしまいます。
あらゆるものに基礎体力、言い換えれば自分の背負える限度があるという見方は他著にもたまに出てくるテーマなのだが才能と簡単に片付けずに一歩踏み込んでのこの見方はすごく奥深い。
客の予想を裏切りたいという部分が妙に共感してしまう。
やる、やらないは自分の判断ではないと引退の時期はいつ来るか?という引き際の考え方が素晴らしいです。