らいか・デイズ(12) (まんがタイムコミックス)
らいかももう12巻,息の長い漫画になったが,相変わらず飽きのこない,明るい笑いを提供してくれる。
今回は,らいかと竹田くんのそれぞれの母親の知られざる特技が明らかとなる。
それから,少年漫画家・漆野くんの漫画も新風を吹き込んでくれており,将来有望である。彼の益々の活躍を期待したいし,それが縁でらいかと竹田くんの関係も前進してほしい。
まなみちゃんの出番が少なかったかな?ところが意外な所に登場し,しっかりと存在をアピールしている。
いろいろあったが,やはり今回の最優秀賞は,「女子たちのバレンタイン」編だと思うが,いかがであろう。
だって愛してる(3) (まんがタイムコミックス)
3巻のレビューを見ているということは、概ね1,2巻(場合によっては3巻までも)の既読者でしょう。
ですので、要点だけ。
真の最終エピソード『出会い』の最終2コマのカットと、最終コマの「おねえさんだあれ?」のセリフに、むんこ氏の才能が凝縮されていると思います。
雑誌派の方も是非コミックスを購入して、全話読んだ後にカバーをめくって『だってあいちてる』を読んでください。
ちょっと切なくて、いいお話でした。大好きですよ。『だって愛してる』から。
ドラマCD らいか・デイズ
らいかをはじめ登場人物全員の声がイメージどおりのものでとても良かった。原作の雰囲気が忠実に再現されている。
控えめならいか,らいかを過度に意識してしまう竹田くん,賢い蒔奈,おっとりした悠美ちゃん,元気ハツラツの愛美ちゃん,飄々とした財津先生・・・みんなグッド!
構成もいい。四季のエピソードを上手に絡めており,効果音の使い方も適切で情景がすんなり頭の中に浮かび上がった。
ただ,ナレーションが少しくどいような気がした。
個人的には,ムードメーカーの愛美ちゃんをもっと出してほしかった。竹田くんを交ぜっ返したり,蒔奈とやり合ったり,小西くんのことを気にしたり・・・その辺のシーンがあったらなあ・・・
続編に期待したい!
らいか・デイズ(13) (まんがタイムコミックス)
いつも心地よい笑いを提供してくれる漫画である。
いよいよ本格的に安定期に入り,各登場人物のキャラも明確になってきて揺るぎがない。
らいかのお母さんの堂々たるパート労働,おじさんの遅すぎた春,お爺ちゃんと財津先生の絡みなど新展開もあり,らいかの世界が更なる広がりを見せている。
中でも,ギター少女・陽子ちゃんの大胆な告白と,直後に見せた赤面の表情はこの巻イチ押し!うらやなしいなあ・・・
また,ラブリー花子の話も当世風のネタで大爆笑できる。決めゼリフがいいね。
らいか・デイズ (14) (まんがタイムコミックス)
益々絶好調の「らいか・デイズ」。
らいかと竹田君が自然体でくっつき出してきて,当人同士も意識しないうちに少しずつお互いの距離が近づいているのがいい。
二人で電気屋にショッピングしたり,ホワイトデーに竹田君が春菜家の家政婦を勤めたり,温泉旅行を楽しんだり・・・
二人の微笑ましい交流は羨ましいし,心和むものがある。
陽子ちゃんやまなみちゃんたちもそれなりにそれぞれの恋を楽しんでいるようだ。
それにしても,竹田君のこさえた絶品の年越しそば,私も食べてみたい・・・