ダメダメ人間 それでも走りつづけた半世紀 (ダ・ヴィンチブックス)
同年代に差し掛かり、何だか、ミスターが、いつもの店で話してくれたような、文章自体が、綿あめみたいに、スッと溶けて、後に、ほんのりイチゴ味が残る、そんな一冊でした。「ーどうでしょう」やその他のミスターを見て来た、40代から50才辺りの、ちょっと自分の行き先が見えにくくなっている夫、父親世代には、しみる一冊かも。
TEAM-NACS COMPOSER ~響き続ける旋律の調べ [DVD]
先日、初めて生の舞台のTEAM-NACSを観ました。
我慢できずに早速「COMPOSER」と「LOOSER」のDVDを購入。
正直「LOOSER」より絶対「COMPOSER」がいいです。
最初は”もじゃもじゃだから洋ちゃんがベートーベン?」ぐらいなノリで見始めたこのDVD。
とんでもない。ベートーベンの苦悩を中心にモーツアルト・シューベルトたちの
音楽家としての、芸術家としての、一人の人間としての各々の心情が綴られていく秀作。
最後、音のない演奏会は感動の涙を流さずにはいられない。
演出の素晴らしさに頭が下がる思い。
DVDにもかかわらず終わった時、思わず拍手をしてしまった。
HONOR~守り続けた痛みと共に [DVD]
TEAM NACS初見でした。
しかも不覚ながらDVDで。しかししかし、DVDにしてこの感動はすごい!
本当に素晴らしい!!
この一言に尽きます。
5人しかいない彼らが何人にも見えました。例に漏れず大泉洋くらいしか知らない状態で見ましたが、一人何役も演じるというややこしい設定の中でも誰が何を演じてるのか混同することが一切ありませんでした。素晴らしい演技力!しかも5人全員が高いレベルでそれを持っているというのが、すごい。
演劇なんて素人ですけど、彼らがすごいということだけはわかります。
笑わすところは思いっ切り遊び、締めるところはきちんと締める。そして、ちゃんと泣かせてくれる。もう素直に涙です。
5人で太鼓をたたくシーンは、HONORというお芝居の中の登場人物であるということや、彼らが大泉洋、安田顕、戸次重幸、音尾琢真、森崎博之という役者さんであること、そういった全てを超えて、そこにいるただその人、その人間の熱さに感動しました。
ものすごい感動が味わえます。普段舞台を観ない人でも大丈夫です。太鼓判押して問題なし!
DVDでも充分堪能できます。
でも、次こそは生で観たい!!
CUE DREAM JAMBOREE 2004 [DVD]
CUE関係のDVD殆ど持ってますが、一番よく観ているDVDかなぁと思います。
本編はドラバラを観ないと何の歌??ってことになるので、ドラバラを観てから観ることをお勧めします。
以前ドラバラを観る前に友達から借りましたが、全く良さがわかりませんでしたので・・・
副音声も大人数でダラダラ喋っている、CUEメンバーの仲の良さが好きです。
特典DISKもボリューム満点です!
迷っている方はぜひ買って損はないと思いますよ!!
ダメ人間 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
「青春とはこうあってほしい」 読後感はそんな感じである。
確かに,「こうありたくないなぁ」という自己嫌悪が本書のテーマであるけれど,ダメな話が続くというよりも,次へのステップとなっていかないもどかしさが全体的に表されていて,非常に読みごたえがある。
うがった見方をすれば,「成功した人のダメだったころの話を延々聞かされてもねぇ…」という感覚で本書を手にする人もいるだろうが,その心配は杞憂だったりするのだ。
「もう一度,同じ経験をするのはやっぱり御免だけれど,その経験があって現在がある」と思える人が読むのがいいかも。