大学受験のための小説講義 (ちくま新書)
小説を読むとは何ぞや?ということからセンター試験の過去問に使え、
応用すれば国公立2次までも太刀打ちできる受験小説の読み方等が著述されている。
シンプルながら、これ一冊で軽くセンター試験の小説対策はいいんじゃないでしょうか。
評論文は比較的読める人が多いのでそれよりの読める人が少ない小説で差をつけましょう。
これでセンター試験小説、国公立2次の小説はバッチシです。
THE BADDEST~Only for lovers in the mood
知られざる彼の名曲がたくさん詰まっていると思います。
恋愛の曲が聞きたい人におすすめな一枚。
星を一つ少なくした理由は、タイトルが悲しいせい。
学問 (新潮文庫)
男の性の目覚めを描いた本は、数知れず。鴎外、犀星、三島から、大江に至るまであり、ゲイの人が書いたものも多いし、初体験に至るまで、ああした、こうした、という記憶は男にとって人に語らずにはいられないことのようだ。
ところが、女の場合は、というと、とんと思いつかない。というわけで、この「学問」は、面白い小説としてだけではなく、女の性の目覚めが主題であるため、社会学的、ジェンダー論的、心理学的(その他もろもろ)な視点からも興味深い。ふむふむ。そうだったのか。男が簡単に視覚的なイメージで興奮するのに対し、女は物語が必要で、そこに至る手続きがあり、実事そのものよりも、周辺的なことに興奮するのね。相撲で言えば、相撲の取り組みよりも、相撲にまつわる文化的な儀礼、様式が好きだっていうようなものか。
また、好きという感情について、主人公の仁美が、家族的で同志的な愛情と、エロスとを子供ながらに区別していることにも恐れ入った。一緒に居て心地良く、安心できるという、被支配を肯定する感情と、エロスとは別らしい。男は(例えば心太も)誰とでもやってしまうのだけれど。
人は、様々な欲望に出会い、経験し、恥をかき、学び、成長する。著者は、人間を暖かく善なものとして捉えており、読後感が心地良い。
シュガー&スパイス 風味絶佳 [DVD]
沢尻エリカと柳楽優弥が共演した作品。
沢尻が積極的な女の子を、柳楽が奥手の男の子を演じています。
2人とも役にピッタリでこれだけで作品にのめり込めます。
感想としては、若いなぁ〜と(笑)
そして昔を思い返して、心が痛くなりました(笑)
奥手は損。後悔しか残らないと改めて思いました。
映画では、感情だけで動ける時期から
結婚や生活を考える時期への変遷を経験する男女の恋愛
を見ることができます。