どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101 PARTII
ディスク6は抜粋の曲が多すぎる。だいたい6枚で101曲は無理がある。抜粋をなくして80曲くらいに減らしたほうがいい。101曲にするなら、ディスクを増やしてほしいね。コストの問題もあるんだろうけど。エイベックスは、100曲で10枚組にして、フェードイン、フェードアウトは一切ないけど、演奏がいまいちな楽団ばかり。こうしてみると、広く浅く聴いてしまいがちになる。
Island made
山弦やここら辺周りのCDは、皆様が言うとおりだ。
ほかの方々の素晴らしいレビューに任せます。
で、だ。
わたくしは、
今や伝説・まぼろし・スコア界のつちのこといわれる
山弦のギタースコア・・・通称「山スコ」の復刊を熱望している。
・・・あんとき、山野でかっときゃよかったなあ。
・・・後悔の連続。
円高やTPPよりも今の自分にはこっちのほうが重要だ。
版元にメールしたけど、予定なしだってさ。がーん。
アダム=スミース!
オークションのあの状態を放置してよいのか・・ぬぬぬ怒
頼む、復刊してください・・結局、哀願!
山と水の画家吉田博
本書の主人公、吉田博は明治画檀の重鎮である黒田清輝を殴ったという噂がある。
人物画において印象的な作品を残した黒田清輝だが、この吉田博の作品も負けじ劣らず、引きこまれるほど素晴らしい。本の扉から続くカラー刷りの作品群を見ていくだけでも、十二分に価値のあるものに仕上がっている。
官製の画家黒田清輝に対して民間の画家である吉田博はことごとく対立していたという。作風だけでなく、画会や政府が主催する展覧会の出品作品の選出、審査員の選任においてもそうだったという。こういう問題はいずこの世界にも存在するので、この一冊においては吉田博の作品を堪能し、その生まれる背景を楽しんだほうがいい。
おもしろいことに、吉田博の作品は国内よりも海外で高い評価を受けているようだ。
あのダイアナ妃もお気に入りだったというが、明治時代の人の作品をどのようにしてダイアナ妃は入手したのだろうか。
「画家は自分が描いているものを感じなければならない」
この吉田博の言葉は、重い。
そして、その思想は見事に作品に表現されている。
この一冊を手にしたことによって、このような素晴らしい画家、作品、海外でも評価されていることを知り、驚きでした。
オフィシャルスコア 山弦 山スコ "YAMAGEN"decade 1991-2001
ギター譜の他に山弦のインタービュー、アルバム”Joy Ride"と”High Life”の中からの代表曲のギター譜(TAB付き)とDVD(ライブ映像)の3部から出来ています。
ギターを弾かない人でも十分に楽しめます。
山弦入門者から上級者まで一冊です。