猟犬たちの夜 オルフェーヴル河岸36番地-パリ警視庁【完全版】 [DVD]
クールかつ、シビアな刑事アクションでしたが、なかなか良い作品だと思います。
ダークな部分もあり、心に重く響きましたが、全体的には面白かったです。
監督は、ニコラ・キッシュ。脚本はオリヴィエ・マルシャルです。
メインキャストは以下の通りです。
・フレデリック・ディファンタール(ヤック役 吹き替え声優 樫井笙人)
・ヤン・サンベール(コンスタンティン役 吹き替え声優 小山力也)
・カトリーヌ・マルシャル(レア役 吹き替え声優 亀中理恵子)
・アナベル・エトマン(アンヌ役 吹き替え声優 岩岡玲湖)
・マルク・バルベ(オリウ役 吹き替え声優 里卓哉)
・グウェンドリーヌ・アモン(イザベル役 吹き替え声優 うさみともこ)
日本最強馬 秘められた血統
オルフェーブルの凱旋門賞出走にタイミングを合わせた、ご存じ吉沢氏による、「凱旋門賞予習本」といった趣の一冊。過去の日本(調教)馬による海外参戦の歴史から、日本競馬が得た「サンデーサイレンス」という武器、オルフェーブルに流れる「メジロ血統の執念」。また「凱旋門賞の成り立ち」と歴代優勝馬や本邦に輸入された「凱旋門賞馬の顛末」そして凱旋門賞に挑戦した日本馬たち〜オルフェーブルへの期待と夢・・・という「オルフェーブルと凱旋門賞」という内容を様々な角度から検証している、読み応えのある一冊。今回も吉沢氏一流の血統分析なども著わされているが、それ程の血統マニアでなくともストレスなく読み進められるであろう内容に仕上がっている。が、各章の内容はそれぞれ、様々な作品で既出の内容・・・というか、「知っている人は知っている」という感じであるので「なるほど!」という「目から鱗」話はかり・・・というわけでは無いのだが、オルフェーブルの凱旋門賞参戦にあたり、日本馬の海外参戦、そして日本馬最高の夢である「凱旋門賞」とは?というテーマとしてとてもよくまとめられている作品だと思う。また、ビギナーの方には「凱旋門賞とは?」ということが手に取るように解るので非常に興味深い内容であると思う。この本で凱旋門賞の知識を得たうえでのオルフェーブルの応援には力が入ること必須だろう。10月7日までにお読みになれば「本番」のレースの見方も一味違ったものになってくるであろう。