ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者 オリジナル・サウンドトラック
表題にもありように、DS本体からの聞こえ方とこのCDは違います。自分は…なんかいやな感じでした。とくに「暴力権力強制力」なんかかなり違う(ように私は聞こえました)。
音楽自体はVP1の曲も使っていて、バラエティに富んでいます。
ヴァルキリープロファイル2 シルメリア〈Vol.1〉
普通。ただ、ゲーム中ではアリーシャは「ニーベルン・ヴァレスティ」を使いますが、小説の中では王女らしく弱いし、仲間に守られてばっかりです。よくもあのか細い体と力で進んでいくのかと思います。
その辺に無理があります。流れはほとんどゲームと一緒で、特に変わった部分もありません。2に期待したいですね。ゲームのおさらい的小説です。
ただ、アーリィの主神に対する不信さが少しづつ膨れていく気持ちの描写が良かったですね。
ヴァルキリープロファイル2 -シルメリア- オリジナルサウンドトラック Vol.1
ダークな世界観のヴァルキリープロファイル2にあって少し暗めの雰囲気の曲が多く、オーケストラ調に仕上がっています。
Vol.1の注目曲は通常戦闘で使用された「A Motion of Finishing Blow」で、なかなかいい感じです。
重低音を生かした音楽は最近のゲームミュージックの傾向なのか、桜庭氏もこの手法を多用するようになりました。
よって、このCDでも「ずん、ずん」といった低音の響きが聴いた後に耳に残ります。
(決して悪くはありませんが、個人的には、スターオーシャン2のような少し高めの伸びのある響きが好きです。)
不満をあげるとするならば価格で、トライエースは音楽作品を分割売りするのがお好きなようで、値段も結構高いです。
スターオーシャン3といいヴァルキリープロファイル2といい、アレンジやボイスミックス、ディレクターズカットなどを合わせて1万円を超えるのはどうかと思います。
桜庭氏には、これからのトライエースの音楽を「バテンカイトス2(モノリスソフト)」や「トラスティベル〜ショパンの夢〜(トライクレッシェンド)」のように一括売りにするようお願いしたいものです。
ヴァルキリープロファイル 設定資料集
イラストレーションズはゲーム中で使われているフェイス画も全て載っていてとても充実した画集に仕上がっていて大満足でした。
でもワールドガイダンスは内容がちょっと薄かったかな…
もう少しストーリーの細部まで解説して欲しかった。
ちょっと高いですがVP好きな人は買って損はないと思いますよ!