Sentimental Journey
70年代から、こういうスタイルは有りがちになりましたが
そのさきがけとなったアルバム、これはビートルズのリンゴ・スターだから許された所業ですね(笑)
リンゴお気に入りのスタンダードナンバーを、ビッグバンドをバックに飄々と歌っています。
”I Wanna Be Mr.Sinatra”といったところでしょうか? (そんなわけない!)
ノスタルジックなジャケデザインが秀逸、時々無性に聴きたくなる味わい深いアルバムです。
センチメンタルグラフティ
素直な気持ちでプレイすればそこまでそこまで悪いものではないのではないか。なかなか会えなかったり、スケジュール管理が面倒だったりするのは遠距離恋愛のもどかしさを出してるんだろう。あと、まんべんなく付き合わなきゃいけないってのは、このゲームが特定のヒロインとのベタベタな関係を描いた話の作品ではなく、今まで出会ってきた女の子との思い出を振り返ることで、そこに何かを感じ取ってもらおうってゲームだからではないか。まあ、合わない人も大勢いるだろうってことは否定しないが。
サターン版の方がロードが短く音質が良い気がするのでオススメ。
センチメンタルな旅・冬の旅
以前買ってあったこの写真集を改めてみて涙がでた。
この本は妻・陽子との新婚旅行からはじまり、癌による死までが収まっている。
妻・陽子への深い愛があり、それ故に深い哀しみがある。
死という現実が痛ましく、それ故に愛のぬくもりが残る。
人は誰しもこの世を去る。
アラーキーのように愛する人に去られるかもしれないし、
陽子のように愛する人を残して去るのかもしれない。
ある日突然にくさびは打ち込まれ、無情に別れの時がくる。
そんな無情の生の中で、愛し合う美しさに胸を打たれた。
アラーキーは、この本を私の愛であり写真家決心であると書いている。
まさしくこの本は、アラーキーと妻・陽子の愛の記録であり、
写真家として揺るぎない原点となっているように思う。