ライヴ! - ライヴ・アット・ジ・オーツー 【初回限定盤Blu-ray+2CD】
今年1月の日本公演とセットリストがほぼ一緒なので
あの日の記憶が蘇ります!
本当に、Kasabianのライブを観ると
他のライブはどうでも良くなっちゃう!
それくらいかっこいいライブです!!
日本時間元旦午前中にYouTubeでストリーミング放送された
同じ会場での2011-2012カウントダウンライブも観ましたが
英語力が低いのでMCが聴き取れませんでした。
日本語版はMCや特典映像にも字幕がついているので助かります。
ライヴ! - ライヴ・アット・ジ・オーツー【初回限定盤DVD+2CD】
ライヴビデオのお手本のような良い出来の作品
ライヴもフルで収録されてるし、
無駄にカメラは切り替わらないし、
曲目も偏らずベストな内容だし、
ドキュメンタリーも程よい長さだし、
画質はいいし、
そして何よりもKASABIANの人柄、かっこよさがいい!
CDも同じ内容だが聴きごたえがあった
(CDにはDVDの内容が1枚に収まりきらないので2枚に収録されています)
ヴェロキラプトル!の初回盤の付属ライヴDVDは3rdアルバムまでの曲目だったが
今回は最高傑作ヴェロキラプトル!の曲が7曲も入っていて、
今のカサビアンのすごさがわかるよ
GOODBYE KISSが特に好きです
この曲で、ヴァイオリン隊の美女たちがうっとりした表情で弾いていたのが
カサビアンの音楽が受け入れられた気がして嬉しかったです
もう一つ好きな曲はFIREです
この曲は客に座らせてI'M ON FIRE !のところでみんながいっせいにジャンプするのですが
これをお風呂のスピーカーでじーっとお湯の中で我慢してFIRE!!!でジャンプするのが最高に楽しいです
あとCDの音源は外出中にIPHONEで聴いていてとても気持ちよかったです
Velociraptor!
映画「ジュラシックパーク」で、3匹の恐竜が主人公の子供たちをホテルの厨房の中で追いかけ回すというシーン。
本作のタイトルを目にしながら、そんなことを思い出してしまうのは、恐らく僕だけじゃないだろう。・・・
それはさておき、通算4作目となるこのアルバムは、前作同様の、なかなかの好作品となっている。
基本的な部分は、殆ど変っていない。
サイケデリックなグルーヴ感。エレクトリック&デジタルサウンド。ダンサブルで切れ味鋭い演奏。
ただ、今回は、極めてシンプルでライトなサウンドプロダクションが施されていて、これまでのようなTHICK&HEAVYな音にはなっていない。
聴きようによっては、かなりポップになったとも受け取れるだろう。
が、しかし。素材としての楽曲そのものが、素晴らしく秀逸だ。おそらく、過去最高の出来栄えと言っていいだろう。
僕の中でのKASABIANと言えば、プロダクション面での充実ぶりに比して、ソングライティングがやや一本調子(マンネリ気味)かな、という印象があったのだが、このアルバムは違う。
UKロックの先達の名作群にインスパイアされつつも、バラエティー豊かなナンバーが次々登場してくる。
聴いていて、全く飽きないのだ。
ぐいっと心を掴まれる作品である。
確かに、「これは○○風」「あれは××調」といったツッコミを入れることは可能ではあるが、そんな下世話な行為を一蹴するだけのポテンシャルが、本作にはあると思う。
ロック不況が続くUKシーンにおいて、一筋の光明となる、流石の一枚だ。
カサビアン
発売してそろそろ一年になろうかというのに未だにニューバージョンが発売されたりと、ロングセラーを記録しているKASABIANのファーストアルバム。
いわくつきのバンド名である「KASABIAN(カサビアン)」と怪しげなジャケット。
この条件だけでついつい手を伸ばしてしまう。
昨今のUK新人バンド異常繁殖の中で一年が経過し、人気の伸びやその音楽性の独創点(新人バンドの中で)を含め、明らかに勝ち組であり、今後の飛躍が最も期待されるバンドである。
ちなみに音楽性、ルックス、言動を含めたリアム(OASIS)のロック基準を唯一満たしている新人バンドとしても有名であるw
音楽性に関しては、皆の意見を見ると賛成8割と反対2割といった感じ。
反対派の意見としてよく見かけるのが、「KASABIANを聞くくらいならプライマルスクリームを聞いた方がいい」といった意見だ。
グルーブの同質性に視点をあてた意見だと思う。
ただ僕的には少し違った見解で捉えている。
この二バンドは、確かに共通のグルーブ感覚を持っているとは思う。
だけどプライマルスクリームは無機質なグルーブで、KASABIANは有機的なグルーブだと思える。
どっちが良い悪いではなく、共通のグルーブ感覚の表現方法が異なるのだと思う。
僕はプライマルスクリームも嫌いではないのですが、二つを比べるとKASABIANの方が好きです。
昨今のUK新人の中でも永久に買い続けると思われるバンドの一つです。
OASISのレベルまで上り詰められる可能性がある。
そう信じたい。
West Ryder Pauper Lunatic Asylum
よくKASABIANについて、不穏なグルーヴと言われてるが…。
個人的にそれは違うとおもう。古臭いのか新しいのか、なにがしたいのかよくわからなくて、怪しくて、へんてこりんな香りは全体から伝わってきます。最近のUKはこーゆーの多い。
ある意味予備知識無しで、CLUBFOOTの延長線上かと思って買うにはちと危険。
なのでKASABIANの音楽はかなり取っ付きづらい部類に入ると思ってます。
ですから即効性はありません。この手の音楽は長く聞き込めば味がでてくるもんで、 逆に即効性がありすぎるとすぐ飽きてしまいます。
結局長い目で見れば、とっつきづらい音楽のほうが個人的にはうれしいんですが。
聞き込む前に嫌いだ!って言う人も多いはず。そういう人はすぐに売り払うことはしないで、CDラックの片隅にでも、埃被らせて、忘れた頃にでも、たまに聞いてみてください。
なかなかの良盤だと思います。