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ソラリス
一言で言えば「美しい!」です。
前作ファーストアルバム「Elliot Minor」で聴かせてくれた、キレのいい早急感あるメロディやポップなメロディは少し影をひそめますが、
それをも上回る、哀愁漂う美しい、そして時に激しいメロディをたっぷり聴かせてくれます(*^_^*)
バンドの看板“コーラス”もとても考えられて作られており、一回り大人になったElliotMinorが堪能できます♪
ボーナストラックのひとつ「JackyJules」は、以前からライブで演奏されていた、バンド&ファン共に大切にしている曲。
この曲がバージョンアップされ、日本のために特別にレコーディングされました。
(UKファンからはずいぶん責められたようですが…笑)
買うなら本国UK版より、ぜひ日本版を!!!!
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Solaris
上映中は、映画全体をつつむ静寂感を全く邪魔しない、悪く言えば忘れてしまいそうな曲だと思っていたが、CDだけで聴くと独立して存在感がある。音自体はエレクトロニカっぽい無機質な感じだが、曲がなんというか、必要最小限にセンチメンタルで良いと思います。
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ローラーとバイオリン [DVD]
フランス映画「赤い風船」に影響された、
タルコフスキー単独での初監督作品です。
「アンドレイ・ルブリョフ」から顕著になる
難解さはなく、かといってベタなお話ではありません。
誰でも子供の頃に、一度は味わったことのある気持ち、
だけれども、大人になってからでさえうまく言い表せない
感情を、タルコフスキーは詩的にそしてリアルに
切り取ってみせます。
ラストの幻想シーンに、タルコフスキーのやさしさを
感じて、涙を禁じえません!!
アメリカではドリームワークス社の元スタッフが、
映画を観ている人間の脳波を測定して、業界に
売りこんで成功しているそうですが、
そういった発想と真逆の、小さな小さな名品です!!
ぜひごらんください!!