シューマン:子供の情景/森の情景
ロマン派の代表するシューマンの作品。
このアルバムの演奏者であるカツァリスは、ベートーベンの交響曲を
ピアノソロで演奏してしまう位、高度な技巧力を持ったピアニストです。
しかし、このアルバムでは、単に技巧を際立たせるのではなく、暖色系の音色で、
子供の持つ純粋さや自然の中で感じる安らぎを叙情性豊かに表現しています。
心に寂しさを感じた時に、この作品に触れることで、忘れかけていた温もりを
思い出させてくれる、そんな素敵な作品です。
是非、多くの方に聴いて頂きたいです。
ショパン:ワルツ集
ショパンのワルツ集はかなり多く出ていますが、その中でもカツァリスのワルツ集は一聴(?)に値する内容といえます。
まず、ショパンのワルツ作品全19曲をすべて収録しています。作品番号がついていない5曲のワルツも含めて、ショパンのワルツを堪能できる一枚という点でお勧めできます。
カツァリスというと、個性派・技巧派の印象が強いですが、この録音では「ショパンのワルツ」という点にかなり忠実です。でありながら、カツァリス十八番の中声のフレージングも見られますし、あざやかな腕さばきも「華麗なるワルツ」では映えてます。
カツァリスのフレージングを奇をてらったものと見る向きもありますが、ものの本によると、ショパン自身の演奏も中声のフレージングを浮かび上がらせるようなスタイルだったとか。実はカツァリスは正統派だともいえます。
ショパンのワルツを初めて弾くという方にも、ずいぶん弾いた(聴いた)という方にも、ショパンの和声がわかる・再発見できる一枚だと思います。
ショパン:バラード集&スケルツォ集
コンサートを聴きに行き大ファンとなった。
そして定番ショパンのバラードとスケルツオの
このCDを買いました。
本当に素晴らしい!
素晴らしさのあまり友達にもこれを薦めて
感想を聞いたところ感動いいね!と。
音が素晴らしいです。
全ての音がクリアに響きます。
愛聴盤になること間違いなしです。