かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
毎日を丁寧に生きて、凛としているサチエ、
悩みを抱えながらも前に進むミドリ、
やっと自分の時間を楽しみ始めたマサコ、
それぞれに共感し、その人間臭さを愛しく感じ、
何だかじんわりとくる、静かで温かな映画です。
この映画を見終えた後で、本を読んでみると、なるほど納得。
三人の背景がもう少し詳しく分かり、
だからサチエはこうで、ミドリはああで、マサコはそうなんだ、と発見できます。
その後もう一度映画を見ると、三人への感じ方が少し変わっていたりもして、また面白い。
本だけだと、少し物足りないかも、ということで、星4つ。
映画とセットなら星5つです。
糸ようじ 50P
小林製薬はいつも「なめらかかと」「とろーり目薬」など面白いネーミングで且つお役立ち度が高い商品を出してくれますが、今回はごく正当派で勝負しています。
糸の部分は他商品と比べ切れにくく、反対側はとがっていて楊枝代わりになるし、細かいところまで工夫が行き届いている印象です。
ところで、「コイツ」さんのレビューは最高ですな…。
パンとスープとネコ日和
さらりと読める軽快な読み物。
会社を退職した中年女性が、シングルマザーの母親が遺したお店を改装して、
スープとパンだけ出すお店を開店する。
二階が住居部分で、ネコと二人暮らし。
お店の開店エピソードと、自分のルーツ、ネコちゃんとの暮らしなどが
織り交ぜられている作品。
ストーリー自体は、サラサラなんだけど、
ネコを飼いたくなる作品でした。つらいけどね。
愛の流星群
メナード「ジュピエル」夢の樹篇の音楽で知りました。
日本の男性4人のアンサンブルで日本語の歌が主っぽいです。
CMの音楽は日本語じゃなかったので、
今回のアルバムにCMの曲もしくはCMっぽい雰囲気の曲が入っているかどうかで買うのを悩んでいます。
このアルバム以前には
「ESCOLTA」\1260 を出しており、こちらは日本語での落ち着いた歌となっています。
今まで聞いたことの無い分野なので、どう言って良いやら〜
流行した「千の風」の様な雰囲気で〜もっと年齢を若く明るくしたような〜でも声に重厚感はある〜そんな感じです。
この秋からはラジオ番組で
『ESCOLTA de escort』 <TOKYO FM>
毎週金曜日25時00分〜25時30分
『ESCOLTA de escort』〜第一章〜
<FM愛知・FM大阪>
10月28日(日)19時00分〜19時55分
があるそうです。
アルバムも今後の方向もやっぱり日本語楽曲がメインになるのかしら。
私的には異国重厚感あるCM曲が好きだったので、そちらの方向が少しでもあれば大満足なのですが…
アルバムはまだ聞いて無いですし、分からないまま評価するのも申し訳ないので、
最初の感動をそのままに星5つにします☆☆☆☆☆CM曲、本当感動しましたから!!!
三人暮らし (角川文庫)
家族だけでなく、ルームシェアする女友達や、一つの縁から暮らすことになる他人同士など、
様々なパターンの三人暮らしが詰まったこの本、
一人暮らしではないが故に起こる様々な衝突から主人公が悲喜交々する姿が魅力となっている。
自分だけのペースで暮らせる一人暮らしから、馬が合う人に巡り逢えたら、
寄る年波からくる不安から解消され、女の人は姦しく過ごせていいのかもしれない。
そんな印象が残る本だった。