悪魔の唇<名探偵・金田一耕助シリーズ> [VHS]
二時間ものの古谷一行金田一耕助シリーズの中では他に類を見ないほどのエグイ作品。特に女の屍の山が出てくるシーンのグロさといったら…まだ吉川十和子のレイプシーンなんて軽い方。
小説の力―新しい作品論のために
高校生におなじみの芥川作品『羅生門』。にきび顔の若者が、思案の末に盗人になる話だ。・・・つい先ほどまで、そう思い込んでいた。しかし、どうも違うらしい。
若者は、生活基盤が崩れるとともに思案に暮れる。けれども思案の末ではなく、思考ストップのまま。その揚句、老婆の言葉を悪用して盗人に転落していく。
自分の人生を考え抜いた末、生き方を掴み取る。それを「人間の幸福」とすれば、『羅生門』の若者は不幸そのもの。結末の「下人(若者)行方は誰も知らない。」のも道理で、まさしく浮世の泡と化す話。
義経紀(通常版)
史実の義経(源氏物語)とはまた話の進みが一部違いますが、それも又面白く、パートナーを変える毎に違う台詞や反応、攻撃など面々が細かくてその辺でも楽しめます。
戦闘は、義経とパートナーの二人でしかダンジョンを進めないと言うデメリットもありますが、それ以外はなかなか簡単で、コンボ入力を覚えさえすればアクションRPGが苦手な人も出来る範囲です。CGの出来は余り良いとは言えませんが、それでも絵的なポイントでも星は四つあげられます。(慣れれば愛着も湧きます/笑)一度見たムービーが設定画やコンテと共に見られるのも良い所。ただしマップはやや難しいかも…?
ストーリーの進みはひたすら敵を斬って斬って斬りまくって、初陣の宇治川から最終の壇ノ浦まで戦を勝つことですが、人々に話し掛ける事によって発生する多くの『問題事(クエスト)』を生き抜きに攻略するのもまた一興です。
また、クエストはEDを迎えても攻略でき、逆にEDを迎えなければ出来ないクエストもあるのでクリアまでの時間はそう掛かりませんが、その後も楽しめてお得です。
ED後にはパートナーの操作切り替えも出来るので、今まで義経しか操作できなかったものが三郎や弁慶で攻撃できます。(義経はオート操作になります)
月光の夏 [DVD]
この作品きっかけで、月光という曲が好きになりました。
映画の撮影場所も父の地元周辺で行われたので、親近感もあります。
当時の兵隊さんの苦悩が苦しいくらい伝わります。
これから死にに行くというのに、あの笑顔。
印象的な台詞は、子供が「特攻隊になります!」と言うと
兵隊さんが「君達が行かなくてもいい様に私達が行くんだよ」と。
なんという精神状態なんでしょう。クニの為…。
涙が止まりませんでした。
彼等の為にも頑張って生きないといけない。
病気でくるしむ自分に言い聞かせました。
右も左も関係無く観て欲しい映画です。