胸キュン90's ~ひとりで聴きたい恋の唄~
ちょっと最近見つけた1枚です。
avexさんとの共同開発と言うことで所属のartistの比重が多いのは仕方が無い事ですが、それでもこの時代を駆け抜けて行った私には懐かしくも思い出のある楽曲ばかりです。
聞く方によって好みによって良し悪しの評価が分かれそうな楽曲集ですが、それでも聞いてみる価値がある感じです。
Live Emotion Concert Tour '97 [DVD]
このLIVE EMOTIONのDVDは、ほんとに最高です。この2000年のライブDVDは相川七瀬の最高のライブDVDだと思います。この武道館ライブでは、相川は、もちろん歌詞のカンニングもいっさいなしで、動き回って、トレードマークのにらみと挑発をきかせながらも、随所に微笑みを絶やしません。聴衆ともしだいに一体となっていき、とくに最後の「今でも・・・」を相川が感動の涙とともに歌う場面では、DVDを見ていても、こちらももらい泣きしてしまいました。ほんとに、相川七瀬の絶頂のライブだったと思います。
GIRLS' ROCK ~Tiara~
カバーアルバムってオリジナルを超えるケースは少ない。
トリビュートとか呼び方を変えて機材が最新の物になり、曲調も現代的にアレンジして、歌唱力その他オリジナルより技術的に上でも大抵の場合オリジナルの楽曲に思い入れがあって「どうなってるんだろう?」という興味本位で聞く場合が多いから一層がっかりするケースが多い。
で、このアルバム。
デーモン閣下には「蝋人形の館」か相撲のコメンテーターみたいなイメージがあったのですが聞いて驚きました。
オリジナル曲の大半を知っていますが、オリジナルとは全く別次元で吸収され昇華した違う曲になっている。
男性が代弁する女性の気持ちではなく男性でも女性でもない(そもそも悪魔?)のデーモン小暮が曲そのものを歌い込んでいて思ったより遙かに感動しました。
トリビュート曲に良くある男性曲を女性キーに合わせて迫力が失われるとか逆の女性キーを男性キーにしたが為に透明感や儚さが喪われるといった弊害が本作には見受けられません。
そもそも女性が歌っていた曲だから女性ににじり寄る必要なんてないのだと証明して見せてくれました。
中島みゆきさん結構好きなアーティストですが、こっちのバージョンの方がいいかもと感じています。
同様の女性ものカバーを三部続けておられますが圧倒的にこなれてきた本作がクオリティも高くて(個人的な選曲の善し悪しを除けば)お勧めです。
デーモン閣下のファンではない人で純粋にいい歌を聴きたいなという方にこそお勧めできます。
オーロラ ウォッチング ガイド -宇宙の神秘に迫る (楽学ブックス―自然)
こんどオーロラを見に行くので、買ってみました。
欲しかった服装や撮影機材のアドバイスは、期待通りの充実度。
それ以上に、多くのページを割いて紹介されている美しいオーロラの写真や、
オーロラがなぜ発生するのかという原理に踏み込んだ解説に、心躍りました。
本書を開いて、半分ほど読み進めないと、実用的な『ウォッチングガイド』は登場しないのです。
著者のオーロラへの愛着が、強く伝わってきます。