クロッシング・ザ・ブリッジ~サウンド・オブ・イスタンブール~オリジナル・サウンドトラック
ファティ・アキン監督のトルコ音楽を扱った同名映画のサントラです。
ノイ・バウテンのメンバーでもあるアレクサンダー・ハッケが案内役となり、トルコの今昔のオールスターが勢ぞろいしてます。
映画中、ハッケが、それらのアーティストのライブをパソコンに録音しており、それで生まれたのがこのサントラです。時には彼もセッションに参加し、素晴らしいプレイをしています。
ジャンルも様々です。スーフィーとエレクトロニクスを織り交ぜた、Mercan Dede、トルコポップス界に女王として君臨し続けるSezen Aksu、映画俳優としても有名なOrhan Gencebayの男くさいポップス、クルド系で神秘的な演奏と声を聞かせるAynurなどなど、トルコのごった煮感が伝わってくる非常に良いアルバムです。
本当に音だけでも楽しめるアルバムに仕上がっているので、映画を見ていない人にもお勧めです。
日本盤には1曲、ハッケによるリミックスが収められています。