愛しているにもほどがある (二見シャレード文庫 な 2-9)
愛してないと云ってくれの続編。
今回も、斑目エロいです。
ヤッている時の、言葉にニヤニヤしてしまいます。斑目エッチの時は、Sですね。
今回は、斑目が医師として活躍していた時の部下北原が登場。
綺麗な顔をして、物凄く腹黒です。中々の魔性っぷりです。読んでいて、逆に気持ち良いくらいです。
北原が登場したおかげで?ゴタゴタしてしまいますが、最後はラブラブ…北原が良いスパイスになってくれました。
私的に、北原が主役の話しを読んでみたいです。何故、あそこまで腹黒になったのか。北原にも、幸せがきて欲しいと思いました。
奈良千春先生の絵は、本当に素晴らしいです。エロくて、鼻血が出そうです。
傷だらけの天使 (Tatsumi comics)
モノゴコロついたとき時代は平成でした。
昭和の空気はぼんやりとしか覚えていません。
わたしのよく知らない昭和は香港か台湾のようです。
ウェットでエッジがきいてます。
探偵がかっこいい職業だったのは昭和までだな。ざんねん。
傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを
ヘッドホンにゴーグル姿のショーケンが、やおら起き出して冷蔵庫に行き、取り出したトマト、コンビーフ、クラッカー、魚肉ソーセージに貪りつく象徴的なオープニング!
情けないがカッコイイ"男の美学"が支持され、今なお熱狂的なファンから支持され続けている伝説のドラマ『傷だらけの天使』(1974・10・5〜1975・3・29)。本書は、まさに小暮修と同世代(団塊世代)のカリスマ作家・矢作俊彦氏により、21世紀に蘇った『傷だらけの天使』である。
――金脈問題での田中角栄首相の辞任、長嶋茂雄、ハイセイコーが引退したあの時代、「兄貴ィ〜」と慕われた弟分・アキラの死から30余年―― 未だにアキラの面影をどこか引きずりながらもホームレスの身に成り果てた50代の小暮修が、ホームレス仲間の死をきっかけにある事件に関与し、かつて聖地としていた“新宿”に戻ってきた。
本書は、変わり果てた新宿(=東京)を舞台に半ば“浦島太郎”状態となって現れた小暮修が事件を追い、携帯電話、PC、インターネットといったハイテク機器に悪戦苦闘しながらも外国人とIT長者が支配する闇の裏社会に立ち向かう姿が描かれており、世の中の変化や年齢を重ねても30余年前のあの時と何も変わらないオサム自身に読んでいて心地よさを感じさせる。
他にもオサムを「社会復帰プログラム」で更生させようとつきまとう市役所員・シャークショや同じくオサムに付きまとう謎の女子高生・澪、またドラマでも異様な存在感を示した探偵事務所々長・綾部貴子(岸田今日子)とその腹心・辰巳五郎(岸田森)がオサムの前に登場し、かつての視聴者にとっては大変喜ばしい内容となっている。
本作は元々映画化を前提として書き下ろされた作品であるが、岸田今日子氏(2006・12・17逝去、享年76歳)の急逝により企画が頓挫してしまった事が残念でならない。できれば、ショーケン主演で現在の小暮修を是非見たかった。
傷だらけの天使 DVD-BOX I
タラ ラーラララー♪ から始めるオープニング。
今のテレビ。どこか似ている!?
あっ!“傷だらけの天使”のオープニングに似ているではないか!!
あの時代、この作品を見て影響・刺激を受けた人はどの位いるだろうか?
その彼らが今は作る立場になって、沢山作品を出している。
それだけ、この作品は若者に影響をあたえた作品である。
兄貴(オサム):萩原健一、アキラ:水谷豊、脇を固める個性的な役者。
数年前にリバイバルで、他の役者が演じていたが、
オサムはショーケン、アキラは豊じゃないと駄目なんだな~!
毎回のストーリーは楽しめるし、私が見ていただきたいのは、
ショーケンの衣装です。当時流行した、ビギ(菊池武夫)
メチャメチャかっこいい!必見です。
MUSICMAN(通常盤)
う〜ん、これは凄い。最初に聴き終えた後、しばし声も出せなかった。そして、デビューから33年、ず〜っとファンでいて良かったぁと心底思えた大作。ある意味、桑田流・ブルースの集大成なのかもしれないね。
過日、シングル「本当は怖い愛とロマンス」のレビューで、「最近は手癖が…」とか「一人サザンなのか、ソロなのか中途半端」なんて書いてしまったんだが、今作を聴くと、桑田さんはもはやそんな“些末”な感情をとっくのとうに超越していたんだということがよくわかる。いや、ここに至るまでには「ヒット曲出さなきゃ」とか「サザンらしい曲を」なんていう、有形無形の葛藤やらプレッシャーがあったんだと思う。僕のような無責任なレビューを書き連ねるヤツもいるだろうし、「隙あらば酷評したい」とか考えるバカヤロ様もいるしね(笑)。そんなこんなをマルっと飲みこんで、辿り着いた境地がこのアルバム。人間・桑田佳祐の魂の咆哮、受け止めきるだけの器量が自分にあるんだろうか、なんて自問自答してしまう。
と、こんな大袈裟なレビューをつい書いてしまうほどの大作なんですが、実は大仰なとこなぞ微塵もない。気の合うメンバーと若い頃を思い出したか、事前合宿までして練り上げた楽曲群は、どの曲も虚飾をそぎ落とした「シンプル・イズ・ベスト」を地で行く、ライブ映えしそうな曲がズラリ。で、「孤独の太陽」や「東京」の要素もあれば、サザンっぽい曲もある。ディランやビートルズが顔を覗かせつつ、昭和歌謡テイストもチラホラ。てれ隠しのおちゃらけや、エロももちろん(笑)。一曲一曲、それぞれがそれぞれに違う表情を見せつつ、全てに桑田汁がダラリ満タン。いやぁ、恐れ入った、脱帽です。