明智少年の華麗なる事件簿 (講談社コミックスデラックス (1280))
ファン待望の一冊!!嫌みなほどの天才ぶりを高校生の明智少年が見せてくれます。以前の単行本に掲載された2つの話と単行本初収録の1つを含んだ3話のなかで、底の知れない明智少年の才能を堪能できます。
RIDE ON TIME (ライド・オン・タイム)
このアルバムを聴くきっかけやはりシングル「RIDE ON TIME」の影響でしょうが、このアルバムに
慣れてくると「RIDE ON TIME」のアルバムヴァージョンもいいですけど
1曲目の「いつか」はベース音から時代を感じますが同時に立ち上ってくる「希望」のようなものを感じます。思わず口ずさみたくなるメロディも秀逸
吉田美奈子さんが作詞に関わっていた時代ですが本当に曲のイメージに合った歌詞を書かれていたと思います。前半は動な感じの曲が並び後半は静かな曲が多いです。
2002年のリマスタはいろいろとおまけがついてていいです。達郎さんの作品はセコハン市場で
未だに高いです。「BIG WAVE」や「JOY」など中古なのに新譜1枚買うほどの覚悟がないと変えないくらい高いのは凄いことですが…
「MELODIES」が自分のとって衝撃だったんですが遡って「FOR YOU」など本当に達郎作品はエヴァ-グリ-ンです。
明智警視の優雅なる事件簿 (講談社コミックスデラックス (1303))
人気番組だった「金田一少年の事件簿」において最もインパクトがあるサブ・キャラといえばエリートキャリア警視である明智健吾をおいて他にない。明智警視と金田一との推理合戦はどれをもっても見ごたえがある。「君の落第スレスレの人生とは元から違うんですよ」といういつもながらの挑発的な発言を浴びせる明智さんも、金田一の推理能力には一目を置いていた。そんな明智さんの警視時代の事件ファイルを一冊にまとめた単行本の価値は大きい。明智警視の魅力がぎっしりと詰まっており興味が尽きない。ファイル1の「殺人列車」では金田一が容疑者として拘留される設定だが、担当刑事の話を聞いた後に、「たしかに君の言うことは筋が通っているね。でも、面白みに欠けると思わないか」というセリフをキザな流し目とともに演出する明智警視。ここに彼の真髄がある。すでに事件は解決したといわんばかりの自信たっぷりの発言。ファイル3の「死者のチェックメイト」ではロスでのチェス大会で起こる事件に挑む明智警視だが、「私はまだ納得のいく答えを見つけていない・・」とやや苦悩振りをみせる。しかし最後はチェスの逆転勝利とともに犯人をもチェックメイトさせる。彼の冷静で緻密な論理的思考は読んでいて気分をすっきりさせる。更にそれを当然のことのように考え、淡々と「ただ私は事実を言っているだけなんです」と金田一に襲い掛かる。本当はテレビ番組でももっと明智警視の活躍シーンや金田一君との絡みを見たかったのは私だけではあるまい(「金田一少年の事件簿」は今では「探偵学泉Q」へと引き継がれている)。この漫画の最後にある「明智警視の優雅なる朝の風景」はファン必見である。朝からクロワッサンと塩こんぶを食べ、朝刊に加えて「恐怖新聞」を読む明智さんのプライベートな秘密が少し明かされているから(本当かどうかは?だが)。今後も明智さんのファンであり続けたいと思う自分であった。