エッセイ ある精神科医 (現代日本エッセイストシリーズ)
この本は富山県の精神科医が公立病院勤務の定年後、第2の人生
を中学校や小学校のスクールカウンセラーと決めて描かれた随筆
風エッセイです。精神科医としての著者の長い経験が中学生との
対話に生かされる時、著者の真摯な態度に若い魂が呼応して響き
あう感動は胸を打ちます。・・
ある中学校で行われた著者の講演に対する中学生女子の感想文
「先生が中学生の頃、戦争が終わり、日本には何もなくて、これ
からどうするのかと人々が希望を失っていて、とても苦しい生活
をしていたことがよくわかります。けれども、希望もない中で少
しでも良くなるようにこつこつ働いていた当時の人はすばらしい
と思いました。日本が現在のように発展した国になっているので
苦しいことに立ち向かい、一生懸命やることによって、未来につ
ながることがわかリました。・・苦しいことに立ち向かう勇気を
持つと、良いと思える人生を歩んでゆけると思いました」
OSCEトレガイド―医学生・研修医のための臨床技能ワークブック
OSCE対策の本としてかかせない教科書です。
図がとても多く見やすく分かりやすいです。また国試に直結しており、各項目に関連した既出問題を掲載してあるので、国試対策もバッチリですよ。
ハリソン内科学準拠問題集―認定医・専門医をめざすための実力診断
看護師にも一度はやってもらいたいと思う。
もちろん研修医は必須でしょう。
内科学のどこを勉強すればよいか(ハリソン内科学の
どこを読めばよいか)がこの問題を通して
理解することができる。
ただ単にハリソン内科学を読むより、
この問題集とセットで読んでもらいたい。
精神科診察診断学―エビデンスからナラティブへ
エビデンスという概念は精神科にはあまり向いていないのかもしれませんん。操作的診断でも、問題点が多いですし。この本では、そういった統計的な数字を否定することが書いてあります。目の前の患者に対してエビデンスの無力さを感じるときに読むといいのかもしれません。
読売テレビ日本テレビ系ヒューマンドラマスペシャル ニセ医者と呼ばれて 沖縄・最後の医介輔 [DVD]
夫(堺雅人さん)を陰で支える妻(寺島しのぶさん)がとてもすばらしかったです。
レイプされ自殺した女性を見て落ち込む堺さんとしのぶさんのやりとりは感動もの。
最初に爆発した男の子、足の怪我だけで良かったです。演技も上手でした。