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ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス2
話しのテンポがよくいつまで見ていても飽きない 質は美味しんぼと双璧 グルメアニメであるにも関わらずクッキングパパのように眠くならない 中華一番のように無茶を言わない 俺のお気に入り サンライズ珠玉の逸品である
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ミスター味っ子 DVDメモリアルボックス1
私もアニメから入ったクチですが、アニメ版でのヒロイン
"みつこ"、そしてその弟の"しげる"が、後で読んだ原作漫画には
登場していなかった。日之出食堂に日常的に出入りして、主人公を
応援し支える役目を自然に努めてきた二人が、アニメ特有の
演出と共に、なくてはならない見所のひとつと思います。
二人のあまりの「居て当たり前」さに、見ているうち
むしろ原作に居なかったのがものすごーく不自然に感じたくらいに…。
とにかくこれだけ馴染みまくっていたTVオリジナルの主要キャラがかつて居ただろうか。
みつこ役、川浪葉子さんの「陽ちゃん!」という呼び方が印象的です。
ストーリーも、みつこ絡みの話や、最終回に向かう辺りなども、
アニメオリジナルな話が割とあった気がします。
(味皇さまが元気がなくなってしまう展開が寂しかった…)
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修理もん研究室 1 (ビッグコミックス)
料理漫画の巨匠?寺沢大介先生が、「喰いタン」を打ち切ってまでやりたかったとされる新たな試み。
依頼主の思い出の品を修復することで感動を誘うという人間ドラマは素晴らしいが、料理漫画のようにライバルとバトルといった描写がなく、終盤も茶碗修理と本職である化石発掘を無理やりこじつけた終わり方をしたので、盛り上がりがなく淡々と突き抜けた感じでした。
単行本表紙の題名が専用ロゴでなく活字なのもガッカリ。出版社も真剣に本を作る気ナッシング?
どうせ「味っ子2」のどこかで、このマンガの打ち切りについて愚痴るんだろな、この作者。
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ミスター味っ子2(13) <完> (イブニングKC)
作者があまり気乗りせずに始めたせいか、どんどん崩れていく
葛葉のキャラ立てや、いつまでたっても目立たない息子の陽太など
グダグダ感が巻を重ねるごとにひどくなっていましたが、それでも
無理矢理なところはあっても最終的に小奇麗にまとめたのは
さすがというところでしょうか。
ここにきて陽一の父親の話をむしかえすあたりは、普通の漫画なら
茶番もいいとこですが、それを許す雰囲気があるのは、寺沢作品ならでは
という気がします。
なにはともあれごくろうさまでした。次回作にも期待しております。
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喰いタン DVD-BOX
私はジャニーズに興味がない。
東山という役者はテレビで見かけたことがあったが、じっくり観たのは初めてだった。
このテレビドラマは「食材が出てくるコメディタッチな探偵モノ」ということなのだが、
その隅々に、食べること、命をつなぐということ、その感謝という主張が
随所にちりばめられていた。
軽快な演出に大事な主張。主演の演技も安心して観られる。イイ!
なんども見たくなったのでDVDまで買ってしまった。ドラマのDVDを買うのは初めてだったが、
間違いなかった。