そろばんずく [DVD]
80年代って今思えばクレイジーな時代でしたね。
全く反省しない時代、何も考えないことが美徳。
金と女をつかむことが無上の成功。
マジメなんて何の意味があるの?ていうか意味なんて
なくても面白ければいいじゃん。
日本はこのエッジから中途半端に引き返してしまい、
パワーを失ってしまいました。
おそらくはオマージュしているであろうクレイジー映画
以上に無責任な、80年代真っ只中の森田監督最高傑作。
安田成美
うーん、昭和59年に宮崎駿氏監督で登場したかの映画「風の谷のナウシカ」、それに関わるコンテストで優勝を取りましたが、どうも、女優志望だったようですね、この方は。その作品の印象に結構マッチした印象の女性と評価されたのでしょうけど、「歌」については消極的だったのでしょうか。
その「風の谷のナウシカ」に関連して歌った「1・5」は、ともに「アニメージュ・ヴォーカル・コレクション」にありますが、その両方に対しても、とにかく「歌唱力が低い」「メロディのとり方が不安定」とか、かなり酷評されたようですね(-_-;)。これに収録された他の8曲もそうなのでしょうか??そうだとしても、宮崎氏がこの2曲をその映画内で流すのをためらったのも、その「歌がそれほど上手くない」のが影響したのでしょうか??
それでも、その2曲の歌から感じ取れる「無垢過ぎるほどゆえの献身」が、「風の谷のナウシカ」の主人公のフィーリングに合っていると、私は思いますよ。(^.^)
このCDの評価は、「アニメージュ・ヴォーカル・コレクション」が登場する前にこれが登場していたら「星5個」でしたが、「ヴォーカル」より後だったので、という理由です。
まあ、私が聞いてみても(「1・5」だけを「ヴォーカル」で、ですよ)、この人と前後して同じ徳間ジャパンからデビューしてきた、太田貴子さん・刀根麻理子さん・小幡洋子さんと聴き並べると、「歌の上手さという点ではちょっと…」と思いましたよ。でも、「無垢さ」という点で考えて聴いてみると、太田さん・小幡さんとは互角で、刀根さんよりは「高い評価」だな、と思いましたよ。まあ、刀根さんはデビュー前の社会経験は豊富で「無垢」という印象からは脱していましたでしょうし、また太田さん・小幡さんから「無垢さ」を感じ取れなかったら、その2人を少女アニメの主演声優へ推挙するのもためらわれたでしょうけどね^^;。
でも、その点で考えると、宮崎氏が「もしも空を飛べたら(by小幡洋子)」を「天空の城ラピュタ」の映画内で流すのをためらった理由が分からないのですけど^^;。いや、小幡さんの歌い方は結構上手ですからね…。
HOME 愛しの座敷わらし スペシャル・エディション(2枚組) [Blu-ray]
田舎暮らしに憧れたお父さんに連れられ、都会から引っ越してきた家族が抱えたそれぞれの問題を解決しながらお互いの絆を強めていくという家族再生の物語。
そこに座敷わらしが絡むことにより、ノスタルジーいっぱいのファンタジー仕立てになっています。
美しい日本の田園風景に彩られ、懐かしい古きよき時代の日本の暮らしが息づく古民家。 まるでタイムスリップしたかのような情景には自然と心が和みます。
ただ、ラストができ過ぎでややリアリティーに欠けていたり、私的には(とってもかわいいんだけれど)座敷わらしのイメージにちょっと違和感があるなど、アニメならたぶん感じないであろう抵抗感が所々無きにしも非ず。
とはいえ、切ない事件が繰り返される殺伐とした日常に疲れを感じていた心に、ほっと一息さわやかな風を吹き込んでくれました。
敏腕刑事のイメージを払拭した水谷豊さん演じる生真面目なお父さんと、ほんわりした独特の雰囲気の安田成美ママは、初顔合わせながら期待にたがわぬステキな夫婦であり、家族でした。
あの頃映画 松竹DVDコレクション「南へ走れ、海の道を!」
国内外を含めて、自分が好きな数少ないハードアクション映画のひとつです。
ストーリー的にはつっこみ所とかあるかもしれませんが、
この作品に漂う雰囲気がとても大好きです。
ラストの銃撃戦は数多くの映画を見てきていますが、
屈指の出来ではないでしょうか。
狭い空間での銃撃、飛び散る薬莢・血しぶき等、
とてもリアルな描写になっていて、
名作「タクシードライバー」に重なるような気がします。
またいつか日本映画でこのようなアクション映画を作って欲しいです。
一度もこの作品を見たことがない人は、
ぜひ騙されたと思って見てみて下さい。
本当におすすめです。
ちなみにエンディングに流れる曲も名曲です(';ω;`)