新耳袋 第七夜 現代百物語 (角川文庫)
単行本の方もついに第10巻が発売され、完結を迎えた新耳袋。
私は文庫で揃えておりますが、やっとこさ7巻の発売です(今までは2巻ずつ文庫化されてたような気がするのに何ゆえ今回は7巻のみ?)
BS-iのドラマで新耳袋の魅力に憑かれた訳ですが、今巻もなかなか色んな怪談が収められており、一気に読破できますね。
ショートショートで99話もの怖い話を体験できるなんて、十分堪能できる一冊です。
是非、未体験者の方は一冊、手に取ってみるのをお勧めします。
新耳袋―現代百物語〈第3夜〉 (角川文庫)
この本は、1つ1つが短めなんだけど、とても読みやすく、難しい漢字でも
ちゃんとふり仮名がふってあり、とても読みやすいし、漢字の勉強にも
なっちゃいます!!驚くものやゾクゾク~っとくるものなど、感じるものは
いろいろです!是非読んでみてください!!新耳袋は何夜もあるけど、それぞれあまりつながっていません。でも、順番に読んでいくのもイイかも。。
怪談新耳袋殴り込み!劇場版<沖縄編> [DVD]
現場のアップ写真や、映像中の怪発光体、謎の音声、隊員の的確なレポート等「凄い、面白い」という箇所もありましたが、「楽しめないな〜」というところが多いです。
「楽しめない」のは、つまらない部分でもあったし、不謹慎すぎるという部分でもあったし。
特に、『沖縄編』である今作では、本土の人間が意図のあるものとはいえ、こんな不謹慎な挑発を良しとしていいのか?、と強く感じました。
この新耳・殴りこみを『映画秘宝』で「心霊ジャッカス」と紹介していましたが、言いえて妙だと思いました。
不謹慎なところ、内輪ウケで視聴者置いてけぼりなところとかが、ソックリです。
もしも『ジャッカス』のシリーズが肌に合わなければ、近作は『関東編』も併せて受け付けないのかな〜?、と思いました。
出来れば、初期の『殴りこみ』のような緊張感のあるものに、立ち返って欲しいとは思いました。
でも最初に書いたとおり、見るべき価値のある映像等も多々あるので、心霊ドキュメントが好きで「それでも見る!」という方はその点を注目して見て欲しいです。