
メイド喫茶 [DVD]
岡野奈々さんのチャプターのために購入価値のあるDVDです。
ショートカットで色白でかわいいですが、言葉使いが丁寧です。口を用いたサービスだけです。
他のチャプターも一応みましたが、こういうコスプレはケバい女性などには全然似合わないですね。

陰陽師 玉手匣 1 (ジェッツコミックス)
前のシリーズでは、最後の方で、全くわけのわからない世界に行ってしまっていたが、ここでは、今昔物語を題材にした小説などによくあるようなエピソードで始まり、一般人にもよくわかる世界に戻って来てくれて、たいへん喜ばしい。
空海の霊がちらりと登場するが、今後、重要な役割を果たすのか?
以前、夢枕獏氏の「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す」が荒唐無稽だが大変面白かったので、ちゃんとした伝記的なものも読んでみたいと思って、司馬遼太郎氏の「空海の風景」を読んでみると、レビューを書くなら星1つにしたいぐらいつまらなくて、欲求不満だった。空海がからんでくるなら、それも楽しみである。
絵も一段と美しく、すっきりとして見やすい。主な登場人物は、もう強烈に美男美女。
晴明と真葛の子の朔が非常に可愛らしく、面白いキャラクターである。
じっくり味わって読める一冊。

陰陽師 (8) (Jets comics)
これ以降、作者の陰陽道学習発表会のような漫画になっていきます。清明に作者自身を投影し始めた程度であればまだ可愛いものですが、読者の立場の代表者たる博雅を見下しはじめる。「お前ごときには理解できまい」と。はっきり言って、表現者としては愚かだと思います。でも、この巻あたりで完結したものと思いこめば、まだこの作品は傑作の部類に入ると思います。

music for 陰陽師
ブライアンイーノの名前で買いました。イーノの曲はすべてで三十分足らずです。せめて六十分は欲しかった。一方、伶楽舎のほうは意外の拾い物でした。雅楽は積極的にCDを購入する機会がありませんからちょうどよかった。音楽のレパートリーが拡がる良いきっかけになりました。

陰陽師 (12) (Jets comics)
13巻まで見たわけではないので、まだ感想が固まってないというかんじです。ここや、その他の掲示板では、「読者を置き去りだ」などと言う方も見かけました。ただ私は難解であると言うことだけではなく、古典を読む前の肩ならしとしてもおそらくずっと、この本を手元に置き続けるでしょう。内容を心で反芻しては、考えることになるでしょう。そういう点では、難解な随筆に近い読み方です。何度読んでも、飽きない。当初のころのような今昔物語から、題材を得た夢枕氏の原作に沿った内容ではありませんが、どこまで創造がふくらむのか、その視線の先が気になります。でももう既刊で13巻だけ読んでないので、ちょっとこの先
話の収束がどうつくのか、心配でもあります。10巻で一区切りという読み方もできたかなとも思うので、11巻を読んだら13までは、一緒に付き合ってねという気がする構成です。