Spice of Life
前作がスタンダード・アルバムだったので、ひさしぶりにアール・クルー節
を聴けて、しあわせな気分になりました。スタンダードとカバー曲も4曲あり
ますが、その他はオリジナル曲です。
1,2,8,9,10,11がすごくおすすめです。特に2がアール・クルーらしい軽快な名曲です。
フィンガー・ペインティング
懐かしさに駆られてアール・クルーの『フィンガー・ペインティング』を聴いています。フュージョンのブームを牽引した人物です。
アコースティック・ギターの軽やかさとポップスの香りが世界中の音楽シーンに受け入れられたわけで、1977年録音ですが、30数年経っても質の高さを感じるアルバムでした。
2曲目のジェームス・テイラーのカバー「Long Ago and Far Away(遠い昔)」こそアール・クルーの魅力がストレートに感じられる楽曲でしょう。ナイロン弦ギターによる爪弾きの軽やかさは難しさも堅さもなく、素敵な音楽の中に溶け込める感じを受けました。
軽快なテンポでラテン・タッチの「Cabo Frio」での早弾きとバックのホーンの組み合わせも粋でした。
5曲目の「Catherine」が好きです。この心地よさが「癒し」の効果をもたらすようで、気が滅入る時にこれを聴けば、気分が楽になるような効果のある音楽です。一押しですね。
6曲目の「Dance with Me」も同様で、彼らしさが至る所に感じられる3分26秒でした。
8曲目の「Summer Song」とラストの「This Time」ではメロディ・メイカーのアール・クルーの作曲家として能力の高さが伺えるでしょう。
メンバーが凄いですね。オール・スター・キャストです。アール・クルー(アコースティック・ギター)、デイヴ・グルーシン(キーボード)、スティーヴ・ガッド(ドラムス)、リー・リトナー(ギター)、アンソニー・ジャクソン(ベース) 、ルイス・ジョンソン(ベース)、ハーヴィー・メイソン(ドラムス)、ラルフ・マクドナルド(パーカッション)、トム・スコット(ホーン) 、ジェローム・リチャードソン(ホーン)などが参加していました。
美しいメロディとハーモニーは音楽ジャンルを超えて感覚として万人に伝わるものだと思っています。ソフト・アンド・メローと言う言葉も流行りました。そんな時代の音楽でした。
Heart String
前作「フィンガー・ペインティング」がヒットしたお陰で、このアルバムは、一聴イージー・リスニングに聞こえてしまい、当時の評価は残念ながら低かった。しかし、「ジャズ」という固定観念を忘れ、素直に聴くと、素晴らしく美しいメロディにため息が出ます。LPで聴いてから、ようやくCDで聴けるまで、待ちました。やはり、ため息が出ます。1日の終わりに聴けば、ガットギターの優しい音色が体に染みこんで、1日のストレスが軽くなる。そういうアルバムです。記憶によれば、ブルー・ノートとの最後の録音だったと思います。その後、ワーナーへ移籍したのは、ブルー・ノートと肌が合わなくなったためではないか?と想像します。
エクトプラズム 怨霊の棲む家 無修正版 [DVD]
全体的に凄く良く出来た映画で見応えあります
僕がこの映画で一番ビックリしたのは牧師の致命的なミス
心霊に悩まされる一家をどん底に叩き落とすウッカリ牧師!
最後このウッカリ牧師のおかげで少年が命懸けで問題を解決するはめになり死体と一緒に火に包まれて家族が心配する中一人だけ「よし燃えろ燃えろ」と場違いと思えるビックリ発言、最後は何とか少年が息を吹き返した途端に[よし今のうちに]とそそくさと退散、あんた詐欺で訴えられるぞ!?
ナショナル・トレジャー&ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記 アルティメット・5-Disc・セット (初回限定) [DVD]
ナショナルトレジャー1はスピーディな展開で楽しめたので、2も大いに期待した。2でも恋人は同じくダイアン・クルーガーと好印象(ハリウッド映画ではヒロインが勝手に変わる映画が多いので…)だが、展開は1と似ている。不満点は敵が1よりも好敵手ではなく、むしろ同情心を誘う相手なので緊張感に欠けることと、ワンパターンな展開だろうか。この作品はシリーズ化されそうなので、ボックスセットを今買うべきかどうかには疑問がある。今のところ1作目のアルティメットは単体発売されていないが、いつかはするでしょうから。