クレージーキャッツ 無責任ボックス (初回限定生産) [DVD]
待ちに待った「東宝クレージーシリーズ」のDVD化ですね。
今まで「大冒険」しか発売されていなかったので、クレージー
ファンとしてはうれしい限りではあります。
LDでは「クレージー黄金作戦」など大作もリリースされて
いたので、今後期待したいものです。
ちなみに「ニッポン無責任時代」と「ニッポン無責任野郎」
は続けてみるのが本物のクレージーマニアというもの・・・
(公開当時はこの2本立てだったらしいですし。)
「クレージー作戦 くたばれ!無責任」の植木等のやる気なし社員
からハッスル社員への変貌もムチャクチャながら笑えます。
~メモリーズ~
シングルスの4タイトルが出ていたので当初はそちらを購入予定でしたが
こちらのBOXの在庫がまだあるようで、4タイトルを購入するよりは
他にレア音源、映画での音源、そしてラストライブの収録
ピーナッツとしては初のDVDとなる3曲入りの映像が収まったこちらがお得ですかね。
シングル曲は全て網羅(ドイツ盤は除く)しているし、箱もなかなかいい感じです。
ただ、それぞれのシングルジャケットをせめてブックレットサイズに1枚ずつ
(1ページずつ)掲載してほしかったかなと思って星4つです。
ドイツ盤に関してはカップリング曲の収録がありませんが、こちらは
単体アルバム「スーヴェニールTOKIO」に収録されてます。
この単体アルバムもなかなか楽しめるアルバムなのでおすすめです。
今から20年くらい前にカセットテープで全曲集を買いしばらく聴いていたのですが
いずれこういった形でのCDが出ないかなと思いながら時が過ぎ、ピーナッツの曲からは
遠ざかっていたのですが、サイトでこのBOXの存在を知り、今まで聴いたことがなかった
シングル曲をはじめ、ピーナッツの魅力が存分にこのBOXには納められています。
いずれにしろ、タイムリーでピーナッツの曲を聴いていたわけではないので
彼女たちの歴史はあまり知らないのですが、言えるのは、今の世代の人たちにも
十分楽しめるエンターテイナーだと思うんです。
発売から約3年が経過しているので本当に早めに手元に置いた方がいいですよ。
いずれ、アルバム復刻もあるのかな?
コンピレーションCDはいくつかあるみたいですが
やはり、当時の単体として復刻していただきたいなと。
その際は是非シングルジャケットもCDサイズでいいので復刻してもらいたいな。
植木等伝説(DVD付)
小学校4年位かな?スーダラ節が大ヒットし、僕らは、その真似をし、先生にこっぴどくしかられた記憶があります。その後ヒットした曲、五万節、だまって俺について来い、ゴマスリ行進曲 殆ど空で歌えます。
中学、高校時代は、盆、正月のクレジーの映画は、殆ど見に行きました。いまから考えるとと、こんな荒唐無稽なもんよう作ったなと思います。また、結構すごいアクションもあります。
その後暫く沈黙期?があり、スーダラ伝説で復活し、先年逝去されたのは、ご存知のとおりです。
このBOXは、ヒット曲の殆どが、網羅され、僕も初めて聞く曲も何曲か入っています。しかし、何より嬉しいのは、LDで出たきり再発されていない、植木 等ショーが収録されている事です。僕は、これを見て、不覚にもほろっとなりました。
これに続いて、古い時代のクレジー、また、植木 等ショーがDVDで発売される事を願っております。切に。
ともかく、このBOXは超お勧めです!そして、DVDを見て一緒に歌いましょう!
あなただけが 生きがいなの テナコト言われて ソノ気になって ハイ それまでョ
クレージーキャッツ結成10周年記念映画 大冒険 [DVD]
10周年記念ということで、だいぶ力が入った作品になってます。まず通常の作品よりも若干時間が長い。そして俳優がすごい。いつもの面子だけでなく、越路吹雪まで出ています。そして筋が凝っただけでなく大掛かりなものになっています。話は、国内の中でも、東京だけでなく、名古屋、犬山、神戸や大島までロケが行われています。それだけではなく、ストーリーは国内だけで完結すると思われていたのですが、実は黒幕は第三帝国の復興を狙う勢力だったのです。この部分はかなり細かく描かれていて、服装や武器のコピー、そっくりさん、そして演説のまね、さらにはドイツ語のオンパレードです。今では、もうここまでの作品は作れないでしょう。当時の007映画の影響をうかがわせる部分も満載ですが、オースティン・パワーズの作品の先駆とも言える部分もあります。最後は米軍の協力を仰ぐ場面もあるのですが、基本は自衛隊と警視庁の共同作戦による外見を崩すことはないようです。今はもうなき赤坂プリンスホテルのかつての姿が貴重な記録になっています。
Still Crazy For You
ユーミン34枚目のアルバム『A GIRL IN SUMMER』の完成度、クオリティの高さは言うまでもなく、同アルバムに収録されない この曲も評価大です!
クレイジーケンバンドではなく、クレイジーキャッツ とのコラボレーション、という衝撃。
これまで音楽界には、「コラボ」の名を借りて それらしきコラボは散々行なわれてきましたが、どれもチープなもの、だったのではないでしょうか。
キャリア30年以上のユーミン、
60年代から第一線で活躍し、今なお日本のショービズのフロントに立っている クレイジーキャッツ!
これほど豪華で、実績のあるもの同士の組み合わせというのは、これまであったでしょうか?
まさに、「コラボレーション」とは本来こういうものだ、と知らしめる作品です。
なお、限定盤にはCDと 同曲のプロモーションビデオが収録されたDVD(メイキング映像もあり)がセットになっています。
コンポーザーとしてのユーミンの、卓越した才能。
クレイジーキャッツの音楽性を、これでもか!と堪能できる 珠玉の一枚です。