ベスト・オヴ・ヴァネッサ・パラディ
彼女を知るきっかけとなったのは大ヒットした BE MY BABYだった。最初は仕事中に車の中でFMから流れているのを、たまたま聴いたのが、きっかけだった。
しかしDJが話しているのを聞いて納得。当時、夢中だったレニークラヴィッツの全面プロデュースではないか! 慌てて仕事帰りに8cmシングルを買って聴きまくった。
かっこいい。それはレニーが作ったものであるが彼女は抜群に、可愛らしいフランス人形のような人だった。それで、いいじゃないか。
その後アルバムを聴き好きなアーティストの一人となった。そんな彼女のベストアルバム。邪魔にならないボーカルに乾いたサウンド。
素晴らしいです。
ハートブレイカー [DVD]
主演の二人が好きで、期待し過ぎて観たので「あまりにフツー。」と思っちゃいましたが、損した!とかじゃないです。R・デュリスはやっぱり巧いし、ヴァネッサは可愛いし。
「フランス映画は苦手〜」なんて人を誘うのに躊躇うことはない王道な仕上がりです。
ラストがありきたりなので、アンチハリウッドラブコメな方にはお薦めしませんが。
※フランス盤にはNG集やメイキングが収録されていて、それが結構面白かったです。日本人の私には「?」な箇所の謎解きにもなったので…邦盤にも入ってるといいのですが…
神々しき純愛
最近ようやく日本国内盤も発売されるようになってきたフレンチポップス。
9月現在このアルバムは、フランス総合3位を記録。ジョニー・デップのイラストということの
人気もあるだろう。女性に限らずここのところ、ロングヒット、ミリオンヒット作品はフランスも少なく、唯一、検討しているオリヴィア・ルイーズのみ、100位以内にランクされている2005年の作品(日本盤は、10月発売)。ほか、今年発売されたフレンチポップスでは、日本でも人気のセリーヌ・ディオンや、オトュール・ドゥ・リュシーのヴァレリー・ルリオなど、フランスでも音楽賞のノミネートなど、人気を集めている。
オリヴィア・ルイーズのモンスターヒットのほかでフランスで最も今年人気のあった女性といったらイギリスのエイミー・ワインハウス。オリヴィアも、エイミーも、不良?というか個性の強いアーティストなので、受けているのであろう。
Bliss
アンニュイな容姿と声が曲調にビタッとはまって、本当にエロカッコ良かったアルバムの後
母になって作ったこのアルバムは、相変わらずの色気に癒しが加わって違った聴き心地のよさを
生み出しています。
正直、買った当初は前作と比較して聴き辛いなどと思っていたのですが、
繰り返し聞くほどにBGMとして生活に溶け込んでいき、おそらくそれは
彼女の幸福な生活が音に溶け込んでいて心地よく響くのだろうと思いました。
前作は曇りや小雨がよく似合う感じでしたが、この作品は麗らかな晴れた午後が合います。
BGMとしてヘビーローテーション必至のアルバムです。
ビー・マイ・ベイビー
ヴィジュアルは言うまでもないんですが、とにかくヴァネッサの舌足らずなのに挑発的な歌い方が、文句なしに可愛いですね。
レニー・クラヴィッツと組んだのは大正解です。より彼女のコケティッシュな魅力が際立ったと思います。
個人的にはルーリードの曲もいいと思います。
星がマイナス1なのは、レニーのイメージが強すぎて、彼女の主張が薄まっちゃってる気がすることと、上手く言えないんだけれど、どこかチグハグな感じがするのが聴きづらいから。何か、抑圧された、すんなり流れて行かないものがあって、引っかかっている気がします。
彼女の人形のような可愛らしさ、色っぽさは存分に味わえると思うし、曲は素晴らしいのに、どこか開放感がないのが惜しいです。