一風堂 五輪書―自分が主人公として生きる”河原流”人生の極意
もう8年前に書かれた本ですが現在でも通用する飲食店経営の心得が書かれています。
私は飲食業ではありませんが、常々お店の接客態度の悪さに腹をたてることも多くこの本に
書かれている様な接客はできないものか?と他人ごとながら考えることもあります。
飲食業に携わっている方は一度、読んで見て勉強されてはいかがででょうか?
MAGIC VOX 一風堂 ERA1980-1984(DVD付)
一風堂のアルバムは、レコードで全部買っております(見岳章もあります)。どれも好きなアルバムばかりだったのですが、特に好きだったのは一風堂の解散前に発表されたNight MirageとLive and zenでこれをCDで聞いて、再度感動しました。これはCD化が初めてです。night mirageは一風堂が全国ツアーする前に発表され、また土屋昌巳がJAPANのツアー参加後でもあったため少々影響を受けておりますが、個人的に大変気に入っております。特にドリーム・オブ・ザ・ジプシー、アフリカンナイツのできがすばらしいです。Live and Zenは、当時、ライブに行ったことを思い出しながら聞いております。聞くたびに初めのListen to meのリズムのかっこよさ、それにつながる二人のシーズンへの展開にしびれます。またパーシージョンズのアドリブ的なベースは聞きものです。この人は何者だったのでしょうかね。すごいです。YMOよりもロックで前衛的で、まさに日本ニューウェーブを象徴でしょう。ということでこの2枚のアルバムは今はipodで聞いています。一風堂最高、再考!
ESSENCE:THE BEST OF IPPU-DO
ボックスセット『Magic Vox』は“編集する監修者”曰く「一風堂の全スタジオ音源を収録した」
そうですが、発売後すぐに収録もれが判明し完全版発売を望む声が一部の掲示板に上がりました。
ボックスセットの改訂または各アルバムの単品販売は当分の間期待出来ませんが、やはり一風堂
の再発リクエストが多かったのでしょうか?、とりあえずベスト盤が発売となりました。
ボックスとこのベストで「ほぼコンプリート」ですが(笑)、判明してる未収録曲は2曲です。
1曲はアルバム『Lunatic Menu』に収録の「Lunatic Guitar」で、このベストの[6] [8]と同じく
アルバム『Real』からの別ミックスでした。もう1曲は「ブレイクアウト・ジェネレーション」
のシングル・ヴァージョンです。これは些細な違いでして、1' 51" のヴォーカルが違っています。
アルバム・ヴァージョンでは「沈むよお〜!」とシャウトしてエコーがかかりますが、シングル
では「沈むよ・・・」とスパッと切れているのです。ヴォーカルのテイクも違うのだと思います。
このシングル・ヴァージョンは1998年のベスト盤『Very Best』に収録された他、コンピ盤の
『テクノロイド』http://www.amazon.co.jp/dp/B000FBG15M にも収録されております。
なお、ボックスセットは2回目のアンコールプレス予約が2008/08/13から継続されてますね。
これはどう考えても100%に達するまで予約を募るつもりでしょうから、これから入手したい
方は予約をして100%到達を気長に待つしかなさそうですね。どうしてこのような販売方法を
とるのかは理解出来ませんが、本当に欲しい方になるべく早く手にしていただきたいものです。
テクノロイド ~JAPANESE 80's NEW WAVE SAMPLER
博多一風堂・河原成美 凡人が天才に勝つ方法
自分の夢が見つからない人に
世に出回っている いわゆる「法則本」の類ではない(著者も冒頭ではっきり書いている)。
ひとりの人物の半生に的を絞ってじっくりとまとめられており、法則本にありがちな
薄っぺらさや押し付け感は全くない。
逆に、読む側に創造力を喚起させるテンポよく流れのある文章。
これから起業を考えている人に
河原氏が起業に至った経緯、現在部下とどのように関わっているか、そして将来への展望などが
非常に分かりやすく順を追って描かれている。
河原氏の語り口調をそのまま引用されている部分が多く、河原氏本人とお茶でも飲みながら直接
指南を受けているようにも感じられる、「本人の目線」に近い文体。
河原氏の生き方に興味がある人に
河原氏の半生が、かなり踏み込んで描かれている。
読み進めるのが辛くなるような、衝撃的な内容も含まれているものの、
家族への取材なども織り込まれた細やかな描写が、読む側をさらに夢中にさせる。
きっと粘り強く取材をされたのだろう。著者がいかに河原氏から信頼されているかを感じとれる。
結果として自叙伝以上に自叙伝らしい仕上がりになっている。
過去に出版されたいくつかの作品からも、この作家さんは、ひと癖ありそうな人物の内面を
巧くひきだすことに大変長けていると感じる。
総じて文章の運びがとてもよく、一気に読み進められる。
いろいろな読み方が出来るので、たくさんの人にお勧めできる本!
LUNATIC MENU
大ヒットした「すみれSeptember Love」が収録されているアルバム。1,7,11曲目がインスト。あとは歌入りだが、6曲目の「ジャーマン・ロード」もボーカルがかなり機械的に変換されていて聴き取れないので、インストと言ってもいいかと思う。8曲目の「ふたりのシーズン」は原曲とはまた違ったカバー曲。1曲目のインストはピアノの音が澄んでいて、朝の目ざめに聴きたい1曲。