最上の命医DVD-BOX (5枚組)
漫画原作とは違うとがっかりする人もいるでしょう。
予定調和だと言う人もいるでしょう。
10話に詰め込んだせいで手術シーンに時間を取られ人の感情の描き方が物足りないと言う人もいると思います。
それでも、テレビで最終話を見たとき良いドラマだったと思いました。
主演の斎藤工さんがブログやビジュアルボーイでこの作品について語っていらっしゃいました。
その思いが素敵でした。
「メイキングは見ないで頂きたい」というメッセージも意味は分かりました。
だから余計にメイキングを見てみたくなりました。
これから先、辛いことがあったとき「最終10話」を私は見たいと思います。
そのために手元に残したくて注文しました。
DVDそのものは見ていませんが以上の理由で届く前にレビューいたします。
「マルモのおきて」 DVD-BOX
「どんな名優も動物とこどもにはかなわない」という言葉がありますが、個性的な役が多い阿部サダヲが平凡でお人よしなサラリーマンを自然に演じているのが凄いと思いました。天才子役といわれる薫役の芦田愛菜ちゃんはもちろんの事、友樹役の鈴木福くんもけなげで、そしてあの犬のムックは本当によく訓練されているのにはビックリしました。無駄な配役というものがなく、それぞれの役者が自分の役を誠実に演じていて好感が持てました。
また、脚本と演出が丁寧なのにも感心させられました。しかし、さすがのフジも子役2人が踊って歌うエンディングテーマのヒットは意外だったようで、それは発売元がポニーキャニオンではなく他社からの発売だった事が証明しているでしょう。
せっかく素晴らしいドラマだったのに、フジテレビの「打倒!仁〜JIN〜」には辟易(へきえき)させられました。番宣は通常ドラマがスタートしたらやらないのがどの局も通例ですが、なんと最終回の前に、特番までオンエアーするという迷走ぶり。その成果もあって5年ぶりにキムタク「ヒーロー」以来の高視聴率だったとか。視聴率ってそんなに大事なんでしょうか?けれど、そんな局側のもくろみなど関係なく、良質な人情コメディドラマでした。しかし、阿部さんってホント!芝居が巧いなぁ〜。愛菜ちゃんいわく「阿部さんのアドリブが面白い」って言っていたし、やっぱり舞台歴が長い人は、良い芝居をするのでしょう。今から発売日が楽しみです。
DOCTORS 最強の名医 DVD-BOX
放送中にも思ったことだが、全話を終了した今さらに強く思うことがある。
それがタイトルにも書いた、「もうちょっと視聴率がよかったのではないか?」ということだ。
「視聴率=良いドラマ」とは思わないが、見た人数の基準ではある。
このドラマは、もっと多くの人が観るべき作品だったと思う。
ドラマが始まったころの、主人公・相良浩介が勤めることになった「堂上総合病院」はひどいものだった。
医者は皆ベンツなどの高級外車に乗り、年収は一千万以上、看護師や職員たちは下に見て挨拶もしない(相良が最初に挨拶をしたら「なんでドクターが挨拶するの」と驚かれていた)、患者のことは「見てやってるんだ」ということが見え見え・・・、とにかく最低だった。
そしてそれを院長や看護師たちも「いつものことだから仕方ない」「言っても変わらない」と諦めていた。
だが相良が赴任して、だんだん変っていく。
最後には、相良が言った「医者や看護師全員が患者さんのことを考える」という理想の病院に近づいていた。
たぶんこのドラマは、医者や病院に対してだけ当てはまるものではないと思う。
国・地域の政治であり、大小問わず組織で働いている人たちなど、全ての人に当てはまることなのではないかと思う。
試しに、相良が言った言葉の「病院」「医者」などのフレーズをそれらに置き換えてみるといい。
きっと気付くことがあるはずだ。
DOCTORS 最強の名医 Blu-ray BOX
このドラマが放映される直前に 自分も入院 手術を受けたので
病院を身近に感じながら見ていました。
こんなに何もかもうまくいかないよ、 と思ってしまうこともありますが
明るい気持ちで見終われるドラマです。
特典映像のインタビューも楽しかったです。
さすが、沢村さん。