特撮ヒーロースペシャルCD-BOX 特撮英雄伝
コロムビアの自社音源では目新しさがないので(コロムビアで目新しいのは「星雲仮面マシンマン」の挿入歌ぐらい)他社がCD化しない(と思われる)音源で辛うじて体裁を保っている。高額商品にしては内容が薄すぎる。しかも全曲オリジナル音源と銘打ちながら「ジャンボーグA」はオリジナルではない(谷あきら=子門真人が歌っているからオリジナルという問題ではない)し、「ミラーマン」「ジャンボーグA」などの防衛チームの歌曲が一切オミットされている(防衛チームは英雄ではないのかな?)のも中途半端さに拍車を掛けている。
花菜 ~My Favorite Things~
花菜さんが言うとおり、植村花菜の名刺代わりの作品です。
「ベストアルバム」ではない「ベストアルバム」と言ったのは、1曲を除いて全てセルフカバーだからです。
集められている曲は、いずれも過去の花菜さんの名曲ばかりですが、その趣は全くと言っていいほど違います。
やはり彼女の原点である、アコースティックなサウンドに思いっきりこだわった、そんな透明感が全編を通して感じられて・・・
特に「すばらしい日々」では、あの山本潤子さんと競演していますが、花菜さんの歌唱力は鳥肌ものです。全く負けていない。
また、「光と影」でのDEPAPEPEのギターの疾走感は、バンドサウンドを凌ぐ素晴らしい演奏でした。
唯一の新曲である「伝えたいこと」は、このアルバムの中でもっとも従来のアレンジに近い曲で、個人的にはこの曲だけでも聴く価値があると思います。
花菜さんに興味はあるけれど、どこから入ったらいいか分からない、そんな方におすすめです。
そして、もし気に入った曲があるなら、次にそのオリジナル曲の入ったアルバムも是非聴いてみてください。
全く違うアレンジにびっくりすることでしょう。
個人的に言えばオリジナルの方が好き、という曲も勿論ありますので、このアルバムをステップに是非花菜ワールドへおいでください。
そこには、才能溢れるシンガーソングライター「植村花菜」が皆さんを待っています。
ROCK LEGENDS REBORN~acoustic cafe~
某音楽誌での山本恭司と二井原実の対談を読み、購入しました。
45歳の私はKISSをボサノバ調にした02とSTYXをジャズ調?にした03が特に気にいってます。
さすが山本恭司、アレンジが良い。渡辺香津美のギター、国府弘子のピアノの素晴らしいプレイが聴けるし、MONDAY満ちる、マリーンのヴォーカルがとにもかくにも、素晴らしい。
なんていうか原曲を聴くよりも、その曲が流行った当時をリアルに思い出すといいますか。
ポール・スタンレーやデニス・デ・ヤングには悪いけれども、こちらの方が超えている部分があると思います。
ただ、収録曲が7曲しかなく、もっと聴きたいところが不満ではあります。