約束の旅路 デラックス版 [DVD]
生きるため、母とも母国とも離れ、本当の素性を偽らなくてはいけなくなり、苦悩しながら生きる主人公。
彼を見守る人々はとても温かい。しかし、そんな彼らをだましていることに彼はずっと罪を感じてきた。
大切な人に初めて心を開いた時、奇跡が起こります。
主人公の”3人の母親”が必死で彼を守ろうとする姿は母の強さを再確認させてくれます。
Vis-A-Vis
1stアルバムのCDはだいぶ前に、1stアルバム全曲+2nd数曲、3rd一曲という
構成ででていてそれは持っていましたが、一番好きな2ndのCD化がされて
いなかったので、CD化されていると知り、狂喜乱舞で(苦笑)即買い。
これは自分が一番始めに、リアルタイムで聴いたフォトメーカーのアルバム。
もう何回聴いたかわからないほどのお気に入りです。
キーボード(ピアノ含む)が入っていて、ボーカル主体のメロディアスな音楽
だけれど、ギターなど、ハードロック的エッジも効果的に活用されている。
そんなイメージが自分の中の”ハードポップ”でこのアルバムはまさにそれ
でした。
お気に入りは全部ですが、特に上げると
ピアノの軽快なメロディ、ダンサブルなリズムのギターで始まる1.Miles Away
ギターのリフが印象的な4.Just For You
一番ハードロック色の濃い 5.Name Of The Game
(この曲のギター、大好きです。ベースも活躍。)
バラードの 6.If I Can't Believe In You
ウエストコーストな感じの 8.Two Way Street
ロマンティックな感じの 10.Make It Look An Accident
(この曲もまた、バッキングギターがお気に入り。)
この辺りになります。
このバンド、ほんとにギターがいいんですよ。
ボーカルメロディと同じくらい、ギターのメロディが耳に残る曲が多いです。
バッキングも練られていて良いんですが、効果的なソロやオブリガートで、”
曲を盛り上げる”という本来の役目をしっかり果たしています。
全体的にきちんとプロデュースされているアルバムですね。
ジャケットが取っつきにくいと思いますが、少々古めの音でも、ハードポップ
という感じのものが好きならば、是非聴いてみて下さい。
※CD化にあたり、リマスターなどは特にされていないようです。
確証はないですが、レコードで聞いていた音とまったく変わらない印象なので。
約束の旅路 (集英社文庫)
映画のタイトルに合わせて「約束の旅路」というふうになっていますが、原題は「行きなさい、生きて、そして(何か)になりなさい」というタイトルです。
この本を読んで見ると、原題の方が内容をよく映していると思います。実際、「生きる」ことの凄まじさが全編を通して感じられる作品でした。
ユダヤ社会について知識が浅く「モーセ作戦」の名前さえも知りませんでした。
アフリカから黒人のユダヤ人たちが、隠密裏にイスラエルに迎えられたという事実があったことも知りませんでしたし、ファラシャというユダヤ教徒の宗派がアフリカに存在したことも知りませんでした。
そんな社会の少数派として産まれた主人公シュロモ(イエクノ)が、「生きる」ことは大変なことでした。
だから、彼には彼を助けてくれた3人の優しい母がいました。一人は彼を産んだギダン、彼を救うためにイスラエルへ連れて行ってくれたウオルクネシュ、そして養子として彼を受け入れたユダヤ人のヤエルです。
しかし、彼はユダヤ人であるという「嘘」を背負って生きて行かなければなりませんでした。黒人としての差別を受けることより、産みの母への思いと「嘘」の重みが、しばしば彼を押しつぶしそうになります。
9歳の少年にとっては、数多くの「死」に対面し、「嘘」までついてやってきたイスラエルの地は、周りの優しさがもともとの重荷に更に加重を加えました。
正直、読んでいる最中は、こんな人生もあるのかと読む側も辛くなってきます。それだけに、ラストはほっとします。
イエクノという名前を隠して生きなければいけないということは、自らのアイデンティティを失うことだと思います。それだけに彼にとっては「生きる」のが、これほど大変なことだったのでしょう。
読み終わった後に、思いしこりのようなものが残る本でした。
[ビス] VIS ストラップパンプス
百貨店でこちらの商品を見つけ、履いてみて、大変気に行ったのですが、
この色の欲しいサイズは、すでに売り切れていました。
こちらで見つけることが出来、嬉しいです。
いろいろ合わせやすそうな形なので、使い勝手の良い靴かなと思っています。
サンダルの季節になりますが、素足にサンダルだと足が冷えるので、
靴下を履ける可愛い靴に巡り会えて、とても満足です(^▽^)
季節を問わず履けそうです。