iWork '09
インストールして1年間が経ち、使い心地としては良いと思います。
例えばPagesのドキュメントについてフォント表示が非常にきれいであったり、Numbersのスプレットシートが独立して利用できたりとMicrosoft Officeには利用できない便利な機能も搭載しています。
ただし、Microsoft Officeと比較するとシェアが圧倒的に低く、データのやり取りでOfficeのデータをiWorkの各種ソフトで開くと文字ずれ、レイアウトずれなど発生してしまいます。そのため、仕事で利用することは非常に難しいと思います。またHow to本の出版も非常に少ないため、機能を使いこなしている人がどれだけいるか正直疑問が残ります。
以上のことから、個人(家庭)ユースで使うことでは問題なく利用できるが、ビジネスユースでは不向きではないかと思います。
Apple Apple TV MC572J/A
AppleTV単体でも楽しめますが、どちらかと言うとiPhoneやiPad、iPod touchをAirPlayで楽しむ為の受信機の意味合いのほうが強いと感じます。
例えば映画のレンタル、単体でも視聴可能ですがAppleTVでレンタルしたコンテンツはAppleTVから持ち出すことはできません。
複数のAppleTVを持っていても、レンタルしたAppleTV以外では視聴する手段がありません。
つまり、リビングのAppleTVでレンタルした映画を引き続き寝室のAppleTVで再生する何て芸当はできません。
これがiPhone等でレンタルしたのであれば帰宅途中の電車で視聴し、続きをリビングのAppleTVで楽しんだあとで寝る前に寝室のAppleTVでも鑑賞することが簡単にできてしまいます。
こう考えるとAppleとしては手頃な価格なのも合点がいきますし、DLNAクライアントとしては使えない仕様(たとえネットワーク上にDLNAサーバーがあってもAppleTVからは直接アクセスできず、アクセスするにはホームシェアリングされたiTunesの助けを借りねばなりません。PS3やREGZAなどは直接アクセスができるのに不便なものです)も納得です。
ついでに言えば、付属のリモコンはすこぶる使い難く、これもAppleRemoteで使われることを前提にしているのではと勘ぐってしまいます。
結局のところ、現在手に入る最も安価なAirPlay受信機だと考えれば不満も少ないでしょう。
ウチの場合、個々人でiPhone等を持っているのでAppleTV側でレンタルすることもありませんし、各自が空いているAppleTVにAirPlayさせるのでワリと快適に使えます。
星ひとつの減点は、しばしばAirPlayリンクが途切れることが理由です。
ホームネットワークをアップルワールドで統一されているご家庭には必需品かもしれません。
The History of Jobs & Apple 1976〜20XX【ジョブズとアップル奇蹟の軌跡】 (100%ムックシリーズ)
昔からのAppleファンであり、Jobsの創業からApple追放、復帰、奇跡の大躍進とずっと見てきました。そして、Jobs最後の年まで。この本が、彼の人生の集大成を綴る形で、亡くなる間際に出版されたのは、まさに予言していたのかもしれません。表紙の20XXに2011と入るのを。
Come & Get It: Best of Apple
正直ビートルズ以外のApple Recordsのアーティストには余り興味が持てない方が
殆どかと思いますが、このアルバムはそういった方々に向けてのマーケティング企画物
のような気がしています。なのでベストと言うよりサンプラーの方が的を得ていると
思うのですが。
何名かのアーティスト(特にLon & Derrek van Eaton)は、ずっとCD化されていないアルバム
が有ったりして今回のリマスター第2弾がもしかしてあるのでは?と言う期待を残しつつ
このアルバムの評判次第ではそれもあり得る話に思えてきます。
いずれにしても今までビートルズ以外のApple Recordsのアーティストに興味がなかった方には
是非聞いてみて頂きたいアルバムです。きっと何曲かは気に入るはずです。