焼肉ムービーっていうからドタバタしたただの料理バトル系のドラマかと思っていたら、ちょっと切ないけどホノボノとする人間ドラマで、予想以上にいい映画でした。若手からベテランまで結構豪華キャストなんですが、俳優さんそれぞれ適所適材でいい味だしてました。兄弟や家族の絆がテーマになってるけど、全然ジメジメしてないし、ところどころギャグ笑えるし、何度も観たくなる映画です。
ARATAの映画おすすめ度
★★★☆☆
ベジタリアンにはあるまじき映画プルコギ
焼肉映画というたぶん、こんなのなかったよね
キャストは豪華だが、ギャグ的なものがもう少し強いほうが盛り上がったのでは?
松田龍平はすてきだったが、ARATAのすばらしさが際立ちすぎて、なんだか影薄く感じたのが印象的
ARATAは役にとってもあっていて、演技もほんとにうまかった
個人的に松田龍平はギャグが一番似合うような感じなので、「恋の門」みたいにはじけてほしかったなぁ
最後のおじいちゃんのいっしょに食事をする大切さについてのお話はよかったよ
物凄くもったいない作品おすすめ度
★★★☆☆
「焼肉ムービー」と銘打っちゃうと、ちょっと違うなぁ・・・と思うのですが、人の絆を描いた作品として観ればなかなかGOOD!!
とくにタツジとヨリの恋模様はほんわかとしていて好きです。
松田龍平氏の「目も耳も鼻も〜」のセリフには爆笑!
三枚目もうまい。やるなぁ。
しかし話の内容は消化不良になってしまう部分が多々あります。
小説版『プルコギ』を読まないとわかりにくい。
ストーリーの取捨選択は難しいですね。
キャスト・音楽はいいのになぁ。
まさに夢のコラボです。
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。このアレンジが秀逸の一品から感じたことは、素晴らしい才能の奥深さ、ということです。
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
人気TV番組「焼肉バトルロワイヤル」で連勝を続けている焼肉チェーン店「トラ王」の御曹司トラオ。「トラ王」は全国的に人気があったが、北九州では焼肉の達人・韓老人が経営する「プルコギ食堂」を越えることができなかった。その店を手伝う韓老人の弟子のタツジは、幼い頃、母を亡くし、たったひとりの兄とも離ればなれに。ずっと兄を探していたが、見つけることができずにいた。そんな中「プルコギ食堂」を買収しようとする「トラ王」のトラオが来店。しかし、韓老人の焼肉を食べたトラオは感動し、焼肉番組への出演を依頼するが、果たして…。
焼肉店の闘いをユーモラス描きながらもベースにあるのは家族の絆。タツジと兄の思いがけない再会や、韓老人や孫のヨリとの関係などが綴られる。突出すべきは「プルコギ食堂」で、ホルモン系中心のメニューで大人気のここの店構えが、古いながらも温かみがあり、焼肉の煙やジュージューという音などが食欲をそそる。タツジ役の松田龍平やヨリ役の山田優がテキパキと働く姿も気持ちいい。松田は個性的な役が多いが、本作では焼肉店で育った純で素直な青年をチャーミングに演じて演技の幅の広さを見せ、山田もサッパリとした男の子みたいな女の子をのびやかに演じていて好感度大。TV番組のシーンは司会のキャラクターなどやりすぎの印象もあるが、愛嬌たっぷりのユニークな作品に仕上がっている。(斎藤 香)