動物たちはちがった時間をもっているんだ!おすすめ度
★★★★☆
月刊誌たくさんのふしぎ96号のハード化。
’小さい動物はたいてい早く死んでしまいます。大きい動物はずっと長生きです。
小さい物はかわいそうだな、そして、大きいっていうことは、長生きで強くって、
きっとえらいことなんだなと、わたしはなんとなく思っていました。
みなさんもそうではありませんか?
でも、動物学を勉強したら、これはまちがった考えだということが分かりました。’
(当時の折り込みふろく、作者のことばより)
哺乳類の寿命の不思議について迫る斬新な本です。
せっかちな人とのんびりした人では、やはり鼓動の早さって違うのでしょうかねぇ。
生きるとは何か?その答えのひとつはこれだおすすめ度
★★★★★
御存じ「ゾウの時間ネズミの時間」を子供にも読めるようにしてくれた科学絵本。のっけから体重と食べる量の計算がでてきてびっくりするが、体積や表面積の概念をまだ学んでいない子供にも無理なく入っていけそうな語り口調の解説で、知りたい盛りのハートに刺激的。後半になるにつれ叙情的な色合いが濃くなり、文系の心もばっちりとらえる。私は本文最後の見開きページに皮膚が粟立ちました。楽しく読んでうっかり生命の深淵も覗いてしまう、でもあくまで軽妙な本川ワールドの豊かな果実です。あらゆる世代に是非。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。これは買わねばならないでしょう!
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。