ケータイ小説(笑)おすすめ度
★★★☆☆
1巻でも若干こんな感じが待ち受けてるのではないかと臭わせる雰囲気はありました。
しかしこれほどとは・・・
今巻だけを見れば、一昔前に流行ったディープラブや最近ドラマにもなった恋空にも似た感じを受けます。いじめ、家庭崩壊、DV、PTSD、ネグレクト・・・一つだけでも十分な重さですが、全部重複してあやめらに降りかかってました。
痛々しい。
しかし今巻の印象としては、全体的には設定の上塗り、話の後付けにも近いものがあり、こうなる(こうであった)必然性は感じられませんでした。
1巻のキャラの表情等からはここまでの過去を背負っていた感じは無く、ここまでしなくとも152ページ153ページは成り立った。
WORKINGというなのハニカムのような展開でも良かったような気もします(その方が単純にヒットする層は多いでしょうし)
まぁでも過去の作品やそのあとがき等を見てると作者はこういうのの方が好きなのかな?と納得。
最後は漫画的お約束の急展開のフリで終了。
最近の漫画だなって感じですが、なんかありきたりというかイマイチ盛り上がりに欠ける内容だったので☆は3で。
こういった系統のストーリーでハッピーエンドってのもどうなんだろうな?と思いますが、3巻以降〜エンディングまでの流れを楽しみにしたいですね。
一話での明るさが嘘のようおすすめ度
★★★★☆
この作品を「女子寮に男が住む?またありきたりなハーレム系ラブコメか…」と思って読み始めると、二巻で良くも悪くも想像を裏切られます。
一巻の雰囲気から一転、あやめ&杜若の中学時代が中心の二巻は、
全体的に暗く重くどシリアスな仕上がりになっています。
まさかこんな血なまぐさい話になるとは…!
後書きも見るかぎり、作者がノリにノっているのが伝わりました(笑)
ラブコメ(と言っていいのか?)の割には、女性のほうが読みやすいのではないでしょうか。
個人的には、訳あり女装少年の杜若くんがお気に入りです!
桂明日香先生はBLOOD+のシャールの時も思い入れありそうだったし、
こういうタイプの少年キャラが好きなんですかね。私はすごく好きです(笑)
鬱展開が好きな人は2巻のほうが話も濃くて楽しめると思いますが(私はこの路線のほうが好き)、
1巻の続きとして読むならちょっと好き嫌い分かれる展開かもしれないので、★4で。
どちらにせよ次巻が待ち遠しいですね…。
凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。値段の割には上出来。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。